口内炎の原因と手っ取り早い治し方。薬の使い方も徹底解説!

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前岡遼馬
このコンテンツは、現役の歯科医師がお口の健康に関する話をできるだけわかりやすい言葉を使って解説するブログ記事です。当サイトの運営はこちらの運営理念に沿って行われています。

忙しい時に限ってできる、鬱陶しい口内炎・・・。

食べても、飲んでも、痛くて不快感はハンパじゃありません。かと言って、「歯医者に行く時間もないし、治療にお金がかかるのもイヤ!」なんてことも多いですし、ネットで”口内炎”と検索しても出てくるのは口内炎の専門的な原因ばかり。あなたも「原因の解説はいいから、さっさと治し方を教えて欲しい!」と思ったことがあるのはないでしょうか?

そこで、今回は手っ取り早く口内炎を治す方法をまとめました。

口内炎の原因ももちろんですが、先ず知ってもらいたいのは治し方です。押さえるべきポイントを知らないと、口内炎の治りを遅らせる結果にも繋がってしまうので要注意です
では早速いきましょう!!!

今すぐ家で出来る、口内炎の対処法3つを紹介!

先ずお伝えしたいのは、口内炎のほとんどは原因不明だということ。

なので、口内炎ができる病気を調べたりしても、あまり意味がありません。

あなたがやるべきことは、口内炎を手っ取り早く治す方法を知って、さっさと口内炎を治すこと。治った後で余裕があれば、口内炎ができる原因を知って、治療法をチラ見すればいいかなと僕は思います。

では厳選した対処法をチェックしていきましょう!

対処法1:口内炎に刺激を加えない

“口内炎”は文字通り、口の中の炎症。炎症が起こっているところに刺激を加えるのは、わざわざ治らないようにしているようなものです。

なので、口内炎への対処法で一番大切なことは刺激を極力避けること。

とは言っても、あんまりイメージ出来ないと思うので、具体的に気をつけるべきポイントをお話しします。

ポイント1:キツいマウスウォッシュは避ける

市販のドラッグストアに売っているマウスウォッシュはかなり刺激が強いので、避けた方が痛みも少なくて済みます。

ネットには、「口の中を清潔にした方が口内炎は早く治る」とか「マウスウォッシュは効果的」なんて情報もありますが、正しい歯磨きが出来れば全く問題ありません。

実際マウスウォッシュで細菌が劇的に減るなら、誰も歯周病にはなりませんからね。口内炎に当たらないように歯ブラシを上手く歯に当てて、お掃除をしてあげる方が口の中を清潔に保つためにははるかに効果的です。

しかし、「口の中が口内炎まみれで歯磨きどころじゃない・・・。」なんて場合もあるかと思います。そんな時は、比較的刺激が少なくて、殺菌効果も高いマウスウォッシュを使うのも一つの方法です。(根本的な清掃にはなりませんが)僕のオススメはこれです↓↓↓

これをコップに注いだ水に数滴垂らして混ぜてからブクブクしてあげて下さい。お口の細菌を減らすのに多少なりとも効果を発揮してくれます。

ポイント2:刺激物を避ける

2つ目は、塩、醤油、ソース、柑橘系などの刺激物を避けるということ。

極端に濃度の濃い物を口に入れると、浸透圧の関係で痛みが出やすいです。

痛みが出るということは口内炎に刺激が加わっているということ。当然治りも遅くなってしまいます。

口内炎が治るまでは、意識的に濃い味も食べ物、飲み物は避けるようにして下さい。

対処法2:栄養補給

次は病気を治す上での基本中の基本、栄養補給です。

口内炎ができる時、体が疲れていて、ビタミンなどの栄養も足りていないことが多い。なので、それらを意識的に補ってあげることがポイントです。

家を建てる時に材料が足りなければ、どんなにいい大工さんでも家は建てられないように、体も病気を治す時に栄養(材料)が足りなければ治せないんですね。

ただ、口内炎が痛いとなかなか食べるのは苦しい・・・。ということで具体的な対処法です。

ポイント1:しみない食べ物をチョイス

通常の食事では食べ物を一度お口の中に含みますから、口内炎に当たって痛みが出やすいです。そこで、パウチに入ったゼリーなど、飲み込むだけのものを選ぶと効果的です。

なるべく口の中の粘膜に触れないように食べて下さい。カロリーがなければ、体を治すエネルギーが足りないってこと。

味は何でもいいので、カロリー高めのものをチョイスしてエネルギー補給して下さい。
僕はアミノ酸が結構入っている、こちらをオススメしています↓↓↓

アマゾンの方が、コンビニやドラッグストアよりも安いですし、1日で届きますから便利です。(プライム会員の場合)

ポイント2:ビタミンを補給!

口内炎で最も多い、”アフタ”と呼ばれるものには、ビタミンB6、B12の補給が効果的です。

特に、仕事や学校で疲れている時はビタミンが足りていないことが多いので、意識的に補給してあげる必要があります。
一般的にビタミンB6、B12が多い食べ物は

<ビタミンB6を多く含む食品>
・肉(特にレバー)
・魚(特にマグロ)
・バナナ
・ナッツ
・大豆

<ビタミンB12を多く含む食品>
・肉(特に牛や豚のレバー)
・魚や貝
・牛乳

などですが、「口内炎が痛くてレバーとか食べてられない!」という状態になりがちなので、手っ取り早い方法をご紹介します。

それは↓↓↓

そう、ビタミン剤です。

錠剤を飲むだけなので、口内炎を刺激せずに済みます。それに、ビタミンB以外にも普段から足りていないビタミンを補給できるのでかなりオススメですね。

ビタミン剤にもたくさん種類がありますが、上記の一種類で十分です。是非、チェックしてみて下さい。ドラッグストアで買うよりもアマゾンの方が結構安いです

対処法3:睡眠チャージ

3つ目は睡眠をたくさん取るということ。

体が疲れてしまっていて、免疫力が下がっていることが口内炎ができる要因の一つと考えられているからです。目安としては、8時間は睡眠時間を確保できるようにするべきです。

8時間の睡眠時間を1日の活動時間から予め引いておけば、余った時間の集中力もグッと上がるのでオススメです。

対処法のまとめ

ここまで見てきたように、口内炎を治す基本は、薬に頼るのではなく、体に不足したものを補充して免疫力を上げて治すということ。

薬の成分は本来体に要らないものです。余計なものは極力摂らないようにしながら、自然治癒に任せるのが一番です。

ネット上の他のサイトを見ると、口内炎に効く薬なども載ってますが、素人判断で使うのは危険です。

治りが早くなるかも知れませんが、「通常の口内炎ではなかった場合、逆に治りがすごく遅くなる」危険性もありますから。なので、当たり前ではありますが、薬は専門家(歯医者)の診断を受けてから使うようにして下さい。

口内炎の対処法を試した後は・・・?

これからお話するのは、「ここまでの対処法を試した後、どのように経過を見ればいいのか?」ということです。
では早速見ていきましょう!

フツーの口内炎は7〜10日前後で治る!

“口内炎”と一言に言っても、その原因・症状は様々ですが、最も可能性として高い“アフタ”と呼ばれる口内炎は、薬を使わなくても大体、7〜10日で治ります。

なので、先の対処法をしっかりと実践してもらえれば2週間以内には口内炎は消えていきます。

先ずは、

・口内炎に刺激を加えない
・栄養補給
・睡眠チャージ

を徹底して、2週間様子を見ることがポイントです。

2週間で口内炎が治らないなら?

2週間で口内炎が治らないなら、一度専門家(歯医者)に診てもらった方が安心です。そこで問題になるのが、どの科に行けばいいのか?」「どの病院に行けばいいのか?」というところ。それをこれから解説します!

“口内炎”が専門なのは”歯科口腔外科”

口内炎は皮膚科なのか、耳鼻科なのか、それとも歯科なのか。結構迷うところだと思いますが、専門に扱っているのは歯科です。もっと詳しく言えば、歯科の中でも歯科口腔外科と呼ばれる、”口の中の外科”です。ただし、どこの病院にも口腔外科があるわけではありません。“大きな総合病院”に入っていることが多いですが、ここでも注意点があります。

いきなり口腔外科に行くと無駄にお金がかかる!

いきなり口腔外科に予約をするのはオススメ出来ません。

なぜなら、いきなり総合病院を受診すると追加料金を取られるからです。一般の歯医者からの紹介状なしで総合病院を受診すると“選定療養費”という名目で5000円ほど追加でチャージされます。

また、「口内炎だと思い込んでいたものが、実は口内炎ではなく、歯が原因の病気だった」となった場合、口腔外科からかかりつけの歯医者(一般の歯科治療を行う歯医者)へ行くよう言われてしまいます。お金をかけて総合病院を受診しても無駄足になるのに加えて、かかりつけの歯医者へ行く際にもう一度初診料が必要になるので勿体ないんです。

なので、口内炎を診てもらうなら、

1、近くの歯医者へ行く
2、必要であれば口腔外科への紹介状を書いてもらう

という順番がベストです。

口内炎の原因はコレだ!

これからは口内炎の原因についてお話していきたいと思います。

原因はそこまで詳しく把握する必要はありませんが、自分のお口の中の病気を知るという意味でチェックしてみて下さい

口内炎の原因、ナンバー1!再発性アフタ

正直、一般的に”口内炎”と呼ばれているものはほとんどコレです。写真で見ると、
口内炎
こんなものや、
口内炎2
こんなものです。”再発性”と名前が付いているくらいなので、再発することがあります。免疫力が下がった時にできやすいです。

<治療法>

治療法は基本的に対症療法(症状に対しての治療)です。できてしまった口内炎を少しだけ早く治すために行うのが治療内容です。

具体的には、“ステロイド”という薬を塗りますこの薬は歯医者に行けば、処方してもらえるものです。ケナログという商品名が一般的ですね
使い方としては、
stomatitis
口内炎があるところの粘膜をティッシュなどで拭いて、水分を取り除きます。その後で、指に取った薬を、
steroid
このように口内炎に塗ります。塗るタイミングとしては、“夜の寝る直前”がオススメです。寝ている間は唾液の量が減るので、塗った薬が流れていきづらいんですね。

原因の2つ目、ウイルス感染

これは若い人には多いです。水疱瘡(みずぼうそう)にかかった時や、ヘルペスになった時にできます。
見た目としては、
ヘルペス1
こんものや、
ヘルペス2
こんな感じの見た目です。

<治療法>

ウイルス感染の場合は、先ほどのステロイドを塗っても全く効きません。

上記の写真のような口内炎なら、かかりつけの歯医者で診てもらうことをオススメします。必要であれば、総合病院を紹介してもらえるはずです。

血液検査を行い、ヘルペスウイルスが見つかると治療開始になります。具体的に行うのは、抗ウイルス薬を点滴してもらったり、錠剤として処方してもらったりします。

放置していても、基本的には時間と共に少しずつ消えていきます(治るわけではありません)。ウイルス自体は口内炎が無くなっても体の中に潜(ひそ)んでいるので、免疫力が下がってきた時に再発することがあります。

原因の3つ目、赤ちゃんにできる口内炎

通常よりも赤ちゃんの乳歯が早く生えてきた場合に、ベロの下に当たって口内炎ができます。リガフェーデ病と言われますが、要は”乳歯による傷”です。
リガフェーデ病
(参照サイト)

<治療法>

この場合はとにかく、かかりつけの歯医者さんで診てもらって下さい。先生によっては、乳歯を抜歯する場合もありますが、歯の先端を丸めてあげるだけでも口内炎はかなり落ち着きます。

口内炎の原因、その他

ここまでに挙げた原因以外にも歯科的に”口内炎”と呼ばれるものはたくさんあります。

でも、あまり詳しく掘り下げたところで無駄な知識になる可能性が高いので、今回は割愛します。専門的な内容まで踏み込みたい方は日本歯科医師会がまとめたこちらのページを見ておいて下さい。

かなり衝撃的な写真もありますので、くれぐれもご注意下さい。

まとめ

今回の内容を簡単におさらいしたいと思います。

口内炎の手っ取り早い治し方は、

1、刺激を加えない
2、栄養補給
3、睡眠チャージ

でした。薬に頼らず、自分の免疫力を上げることがポイントですね。そして、やるべきことをやったら、7〜10日間、治るのを待ってみて下さい
2週間以上経っても治らない場合は、

1、近くの歯医者で診てもらう
2、必要であれば口腔外科へ紹介状を書いてもらう

というステップになります。いきなり口腔外科へ行くのは、お金や労力の面で勿体ないのでやめたほうがいいというお話もしました。

最後の”口内炎の原因”に関しては、時間がある時に軽く知っておいてもらえれば十分だと思います。是非、口内炎で困った時の参考にしてみて下さい。


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デンタルハッカーのライター、前岡遼馬が院長を務める歯科医院はこちら

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ABOUTこの記事をかいた人

愛知県一宮市にある前岡歯科医院の院長で、『Dentalhacker』のライター。歯周病治療をベースに、「1本の歯を残す」ことにこだわった診療を行っている。『歯の本当の価値を伝いたい』という想いのもと、"歯ブラシから始まる予防歯科"の大切さを広めている。 たまにやる筋トレとバス釣りが趣味。根は真面目な性格だが、人を笑わすのが好きなので、よくウケ狙いに走る。診療中、患者さんに「最近肥えやーた?(名古屋弁で"太った?"の意)」と言われると、ヒドくテンションが下がるナイーブなハートの持ち主でもある。