プロが教える衝撃の事実!歯石は取っちゃダメ!?

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前岡遼馬
このコンテンツは、現役の歯科医師がお口の健康に関する話をできるだけわかりやすい言葉を使って解説するブログ記事です。当サイトの運営はこちらの運営理念に沿って行われています。

あなたが何気なく歯医者でやってもらう歯石取り。

実はこれ、歯を残す上では「やっちゃダメ」って知ってますか!?

この事実を知らないまま定期的にお口の中をキレイにしてもらっていても、あなたの唯一無二の歯が少しずつ失われてしまいます。

歯周病を予防するため、そして一生自分の歯で生活するために、今回は是非とも知ってもらいたい内容を記事にしました。

日本人の9割が知らないまま歯を失っていく、“歯石取りの真実”スタートです!

あなたは”何のために”歯石除去をしますか?

多くの患者さんは、歯医者に「歯石がたくさん付いてますね!」と言われて、「そうなんだ。取ってもらわなきゃ!」と条件反射のように行動しています。

例えるなら、霊能力者に「あなた、悪い霊が付いてますよ!」って言われたら急に気分が悪くなったり、憧れのモデルさんが「これ、今季のマストアイテムです!」と言っている服を、似合ってもいないのに買っちゃったりするのと同じようなものだと思います。

上の2つの例なら、「騙された」、「自分のプロポーション考えてなかった」となっても、「無駄なお金使ったな・・・」で終わりです。ポジティブに考えれば、勉強代ってことにもなるでしょう。

でも、お口の中ではそういう軽いノリでは済まされません。気軽な気持ちで歯石を取ってもらっていたら、将来、歯がなくなる可能性がグッと高まります。

今回はそんな事態にならないよう、あなたに正しい知識を持って帰ってもらいたいと思うので是非、最後までお付き合い下さい今まで聞いたこともない話になると思います。

本気で歯周病を治す歯医者は、”歯石を取らない!”

歯周病を本気で治すためには、歯石は取っちゃダメ!なんです。

先ず、歯周病は歯の表面に付いたプラーク(細菌の塊)が原因で起こります。歯石が原因じゃないんですね

そもそも歯石とは、歯の表面に付いたプラークが、唾液の成分で石になったものです。”石”なので、歯石自体には害はありません。

“古代の虫が中に入ってる琥珀(こはく)”を見たことがありますか?こんな感じのやつです↓↓↓

 

この琥珀(こはく)に閉じ込められた虫と同じように、歯石の中の細菌もカチンコチンに固まってるとイメージしておいて下さい。

だから、「そんなに急いで取らなくても全然大丈夫!」なんです。それよりも、歯周病の原因であるプラークが歯の表面に付いていることの方が100倍悪いわけです。プラークは”生きた細菌の塊”なので毒素を出しますから。

では、次にそのプラークは誰が取るのか?

実は、「あなた自身」なんです。

あなた自身が、歯ブラシを使って歯の表面を磨かなくてはいけないんです。プラークは約24時間で歯の表面に蓄積してきます。

つまり、1日1回は質の高い歯磨きをして、プラークを取り除かないと歯周病が進行するということ。

たとえ歯医者でクリーニングや歯石除去をしてもらっても、せいぜい”数か月に1回”くらいが限度でしょう。なので、「歯石を取ってもらって安心していると、知らない間に歯周病が進行している」ということになります

事実!歯石除去をしていても歯周病になる!

僕が歯周病の治療を行っている患者さんのほとんどは、今まで定期的に歯石除去をしてもらっていた方々です。

「いつも歯石を取ってもらってたのに、どんどん悪くなっちゃって・・・。」と悲しそうに話される方が大勢います。中には高額な自費治療で”最新の歯周病治療”なるものを受けた経験がある方もいました。

でも、治っていない・・・。これが何を意味するのか?

それは、根本的な原因(患者さん自身の歯磨き)が改善されていない状態で、付け焼き刃の治療を受けても歯周病は治らないということです。

歯石を取ると一時的に炎症が改善し、歯茎がピンク色に引き締まったように見えます。治ったように錯覚するわけです。

場合によっては、”歯医者に治してもらった”という感覚になり、安心してしまうんです。

でも、患者さん自身の歯磨きが変わっていなければ100%、再び歯茎の炎症は起こります。つまり、歯周病が再発するわけです。

なので、正しい歯磨きの仕方が身についていない段階では、歯石は取っちゃダメ!なんです。

あなたが受けている、”なんちゃって歯科治療”って何?

これまで他の医院で歯科治療を受けてきた方に、僕が必ずお聞きすることがあります。

それは、「歯磨きの仕方は教えてもらったことがありますか?」「歯のどこを磨けばいいか、教えてもらったことはありますか?」という2つの質問です。

歯周病が治らず困っている方のほとんどが、一度も歯磨きの仕方を教えてもらったことがない」と答えます。

もちろん、全く教えてもらっていないかと言えば、そうではないと思います。ただ、記憶に残らない程にしか教えてもらっていないわけです。

仮に教えてもらったことがあっても、「歯茎をマッサージして下さい。」などの全く的外れな内容だったりします。

それでは、歯周病は治りません。いつか必ずお口のトラブルが起こります。

歯医者で一番にやってもらう必要があるのは、“治療”ではなく“歯の守り方を教えてもらうこと”なんです。”歯の守り方”とは虫歯や歯周病になる原因を知って、日々のセルフケアで効率よく予防すること。

予防できなければ、治療をしているそばから虫歯や歯周病が進行していくので、一生治療が終わらなくなります。

患者さんに”正しい歯磨きの仕方”をはじめとするセルフケアの大切さについて、時間をかけてお話することなく進んでいく治療は、“なんちゃって歯科治療”だと僕は思います。

その場ではキレイに治してもらった歯でも、“歯の守り方”を身につけていないと10年後、20年後には無くなってしまうのですから。

“正しい歯磨き”が出来れば、勝手に歯周病は治る!

僕ら歯医者や歯科衛生士さんは歯周病治療で何をするのか?

それは、正しい歯磨きが出来るように患者さんをサポートするということです。

歯磨きさえ正しく出来れば、歯周病は8割が治ります。僕らが専門的な器具を使って行う治療は、残りの2割。歯の根っこについた歯石を取るだけです。

“治療”よりも、“どのように自分のお口を普段からケアしていくか”を患者さんに伝え、実践してもらうのが歯周病治療のベースなのです。

「いやいや、歯磨きだけで治るなら苦労しないよ・・・。」

「歯磨きだけで歯周病を治す」なんて言うと、疑問が残るところだと思います。ここでは”歯磨き”が一体どれほどの変化をお口の中にもたらすのか、を一緒に見ていきましょう。

先ずはこの写真を見て下さい↓↓↓

プラークコントロール前

全体に歯茎が腫れて赤みが強く出ているのが分かるかと思います。では、これが歯磨きだけでどれほど変化するのか?

プラークコントロール後

実はこれだけ変わるんです。ちなみに、歯石は全く取っていません。歯磨きの練習を毎回一緒に頑張っただけです。(最初の写真のオデキは神経の治療で消えました)

ここまで“患者さん自身の力だけ”で治したんです。

僕はただ、歯磨きのポイントとテクニックを少しお伝えしただけです。努力したのは他でもない、患者さん本人です。

「本気で治したい!」という気持ちがあれば、このように歯茎は劇的に良くなるんです。ここまで来れば、僕らが仕上げに歯石除去をすることで歯周病は治ります。

そして、再び歯周病にならないように患者さん自身が正しいお口のケアを続けるだけです。

もちろん、ここまで歯磨きが出来るようになるまでには時間がかかります。練習だって必要です。

でも、治療が終わった後で、二度と歯医者の治療を受けずに済む知識、テクニックを身につけることはとても価値が高いと思います。

そのためにはあなた自身が、この患者さんのように正しく歯磨きが出来るステージに立たなくてはいけないんです。その道先案内人が僕ら歯医者であり、歯科衛生士さんです。

正しい歯磨きの仕方とは!?

ここまでの内容で”歯磨きの大切さ”は十分お伝えできたかと思います。

最後に歯の磨き方です。”歯磨き”と一言に言ってもとても難しい。「どこをどう磨けばいいのか?」、「どんなポイントを押さえるべきなのか?」、「どれくらいの時間磨けばいいのか?」などなどわからないことだらけです。

そこで歯磨きの仕方についてお伝えする記事を用意しましたので、歯医者も出来ない!?本当に正しい歯磨きの仕方とは?をチェックしてみて下さい。きっとあなたの力になれるはずです。

まとめ

今回の内容を簡単にまとめておくと、

  • 歯石を取っても、一時的に良くなったように見えるだけ
  • 安易に歯石を取ってもらうと「治った」と勘違いするので注意が必要
  • 歯周病の8割はあなたの歯磨きで治る
  • 「治療よりも、どう自分の歯を守るか」を歯医者で学んで欲しい

といったところでした。

是非、何度も読み返して今回の内容を自分のものにしてもらえればと思います。他にもあなたの歯を守る上で必要な知識は、全てこのブログ、デンタルハッカーにまとめてあります。

少しずつ自分の生活に取り入れていけば、必ずあなたのお口の環境はよくなるはずです。

 

では、今回は以上です。


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8 件のコメント

  • いや、、、歯茎の写真…歯茎はマシになってるだろうけど、肝心の歯自体がボロボロになってるやん…
    全く説得力ないよ…

  • たけしさん、コメントありがとうございます!
    歯の方は歯磨きの指導に平行して被せ物を外して神経の治療をしています。そのため、「歯がボロボロになった」ような印象を与えてしまったのかと思います。
    説明不足で申し訳ありませんでした。

  • 確かにプラークコントロールが出来て歯肉の炎症は引いていますが、一番に目が行くのが歯の根の治療をする前の嚢胞箇所です。それは根っこの治療によって腫れが消退されたので プラークコントロールだけじゃ腫れは引きません。 知識のない読者は 歯磨きだけで治ると勘違いすると思います。

  • はやまさん、コメントありがとうございます!

    ご指摘ありがとうございます。
    誤解を招かないように記事の中には、(最初の写真のオデキは神経の治療で消えました)と表記しておきましたが、
    少しわかりづらかったかも知れませんね。

    時間ができた時に修正しておこうと思います。
    貴重なアドバイスありがとうございます。

  • 歯石を取るか悩んでいましたが記事を拝見して余計に取っていいのか取らない方がいいのかわからなくなりました。
    歯石を取ったから歯磨きが疎かになるという考えだから歯石は取るなと仰ってるんですよね?
    歯石じたいは取った方がいいに越したことはないんですよね?

  • たかさん、コメントありがとうございます!
    基本的には歯石は取ってもらって構いません。
    ただ、この記事でお伝えしたかったのは「歯石を取ったから歯磨きが疎かになる」ことではなく、
    「そもそも歯石がついてしまうのは、正しい歯磨きができていないから」ということです。
    原因が解決していない状態で歯石を取っても、炎症がなくなることはありませんし、
    少しずつ歯周病が進行することになってしまいます。

    歯周病の原因を正しく理解して、歯磨きでプラークがしっかり取り除けるようになってから
    歯石を取ることで、再び付くことも無くなりますし、歯周病のリスクから解放されます。

    この点を踏まえて、今一度記事を読んでいただけると納得していただけるかと思います。
    また何かわからないことがあれば、コメントしてみてください。

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