99%の人が間違っている!歯磨きの正しい力加減とは?

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前岡遼馬
このコンテンツは、現役の歯科医師がお口の健康に関する話をできるだけわかりやすい言葉を使って解説するブログ記事です。当サイトの運営はこちらの運営理念に沿って行われています。

世界で最も感染者が多い病気としてギネスブックの認定を受けている歯周病

歯を失う最大の原因であり、日本人も8割の人がかかってしまう怖い病気なのですが、発生する根本的な原因はただ一つです。

それは「正しい歯磨きが出来ていない」ということ。

歯周病を引き起こすのは歯の表面に付着したプラークと呼ばれる細菌の塊です。

多くの人が「歯磨き=食べカス取り」と勘違いしていますが、食べカスはお口の病気の原因にはなりません。プラークを取り除くために行うのが歯磨きの本来の目的なのです。

そして、正しい歯磨きさえ実践できるようになってしまえば、死ぬまで歯周病のリスクから解放されます。

歯磨きは誰もが毎日行う、当たり前の習慣です。つまり、一度正しい習慣を身につけてしまえば、1年365日、毎日歯周病のリスクを取り除くことが出来ます。

今回はそんな価値ある歯磨きの質を劇的に向上させる「正しい力加減」についてお話したいと思います。

「力加減が間違っているから、正しい歯磨きが出来ていない」と断言できるくらい、ほとんどの人は誤った力加減で歯磨きを行っています。

是非、今回の記事で正しい知識をインプットしてみて下さい。

では早速いきましょう!

あなたは「ブラシ」という道具の基本を知っていますか?

先ず、歯ブラシという道具の基本的な使い方を確認しましょう。

「小学生じゃないんだから、そんなこと確認するまでもない!」という声が聞こえてきそうですが、歯ブラシという道具の基本を押さえることが正しい歯磨きを行うためにはとても大切です。

歯ブラシというと、毛先の面と側面4面からなる立方体です(柄の部分があるのでサイコロのような6面ではない)。

このうち、最も清掃効果が高まるのは”毛先の面”が磨きたいモノに当たった時です。

歯ブラシの側面でこすってもなかなか汚れが落ちないイメージはつかみやすいと思います。

基本中の基本とも言える話ですが、この当たり前の原理をお口の中で実践しようとするとなかなか出来ないのが実際のところです。

その大きな要因になるのが「歯ブラシを歯に押し当てる力加減」の難しさです。

これからその”力加減”について詳しく見ていきましょう!

【図解】正しい歯磨きの力加減

ではここから具体的な力加減についてお話します。

多くの人は歯ブラシを歯に当てる力が強すぎます。一生懸命歯を磨こうと思えば思うほど歯ブラシをゴシゴシと歯にこすりつけてしまいがちだからです。

文字だけではイメージしづらいと思いますので、簡単なイラストで確認してみましょう。

実際に歯ブラシを強い力でモノに押し当てると、

上記ような状態になります。

いかがでしょうか?最もキレイにしたい箇所にブラシの毛先が当たっていないのが分かるかと思います。

全体的に磨きたいモノに当たるのが毛の腹の部分になるので、効率が悪そうなイメージも湧いてくるはずです。

では、正しい力加減でブラシを当てることが出来れば、どのような状態になるのかもイラストで確認しましょう。

何の変哲も無いイラストですが、当然このように毛先の面がしっかりと磨きたい面に当たっている状態になります。

ここまでは「当たり前すぎる」というほどの内容ですが、実際にやってみると歯ブラシの毛先が開かない程度の力加減というのは想像以上に小さな力です。

次に具体的な力加減を確認する方法をご紹介したいと思いますので、しっかりチェックしていきましょう。

自宅でカンタンに出来る、力加減のエクササイズ

ではここから自宅でも出来る正しい力加減の確認方法をご紹介します。

 

 

用意していただくのは、普段使われている歯ブラシと割り箸だけです。この割り箸を割った片方を使います。

割り箸に普段歯磨きをしている時の力加減で歯ブラシを押し付けます。

すると、

 

このように少し力が入っただけで歯ブラシの毛先が開くことが確認できると思います。

割り箸の太さは下の前歯と同じくらいに太さなので、実際の歯磨きの際の環境にとても似ています。

この状態から徐々に歯ブラシを押し当てる力を抜いていくと、

このように毛先が完全に閉じる瞬間があるはずです。この時の力加減こそ、歯磨きで必要な感覚です。

実際にやってみるとその力の弱さに驚くことでしょう。ほとんど力を入れていない状態なので、「こんな弱い力で本当に歯が磨けるの!?」と不安になるかも知れません。

でも心配は要りません。僕らが磨こうとしているのは、歯そのものではなく、歯の表面についたプラーク(細菌の塊)です。ゴシゴシと強い力で磨かなくても取り除くことができます。

歯磨きで重要なのは「力で落とす」という感覚ではなく、「いかに適切な角度で歯ブラシを歯に当てられるか」ということ。

このエクササイズで確認した力加減で、手鏡をよく見ながら、歯ブラシの角度の注意して実践してみて下さい。

今回の記事は歯磨きの力加減に特化した内容になっていますが、歯ブラシを当てるべき場所や当て方などの総合的な内容は、

歯医者も出来ない!?本当に正しい歯磨きの仕方をイラストと写真で徹底解説!

こちらの記事でチェックしてみて下さい。

まとめ

今回は歯磨きの力加減にフォーカスしてお話しましたが、いかがでしたでしょうか?

歯磨きを構成するのは、歯ブラシを動かす幅、歯に当てる角度、歯に当てる力加減の3つの要素です。このうち1つの要素でも欠けてしまうと、歯周病を予防できるような効果の高い歯磨きをすることは難しいのです。

特に力加減に関しては、子供の頃から実践しているガシガシ磨きがカラダに染み付いている方も多いので、意識を変えなければなかなか改善しません。

記事の中で説明したイラストを頭の中でしっかりイメージしながら歯磨きを行なってみて下さい。きっと磨き終わった後にいつもとは違う爽快感があるはずです。

今回はかなりあっさりとした内容になりましたが、歯磨きはとても奥の深いものです。

詳しい内容は先ほども紹介した、

歯医者も出来ない!?本当に正しい歯磨きの仕方をイラストと写真で徹底解説!

こちらの記事でチェックしてみて下さい。驚きと発見がたくさんあると思います。あなたの大切な歯を一生守り続けるために、今日から「正しい歯磨き」を実践していきましょう!

では、今回は以上です。


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ABOUTこの記事をかいた人

愛知県一宮市にある前岡歯科医院の院長で、『Dentalhacker』のライター。歯周病治療をベースに、「1本の歯を残す」ことにこだわった診療を行っている。『歯の本当の価値を伝いたい』という想いのもと、"歯ブラシから始まる予防歯科"の大切さを広めている。 たまにやる筋トレとバス釣りが趣味。根は真面目な性格だが、人を笑わすのが好きなので、よくウケ狙いに走る。診療中、患者さんに「最近肥えやーた?(名古屋弁で"太った?"の意)」と言われると、ヒドくテンションが下がるナイーブなハートの持ち主でもある。