歯の自費治療と保険治療の決定的な違いを解説!あなたはどちらを選ぶ?

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前岡遼馬
このコンテンツは、現役の歯科医師がお口の健康に関する話をできるだけわかりやすい言葉を使って解説するブログ記事です。当サイトの運営はこちらの運営理念に沿って行われています。

歯の自費治療(保険外治療)と保険治療。

あなたはその決定的な違いを知っていますか?

歯医者で被せ物を入れるタイミングなどで「白い歯を入れたいなら自費治療になります」などと説明を受けたことがあるかも知れませんが、詳しい違いや「なぜそんなに費用がかかるのか?」について時間をかけて教えてもらえる機会はほとんどありません。

そして、「白い被せ物=自費治療」という簡単な話ではないのが実際のところです。

今回はそんな自費治療と保険治療の違いと、費用に大きな差が生まれている背景について詳しくお話したいと思います。

最後まで読んで頂ければ、歯科治療に対する印象が変わると思いますし、自分自身の歯の価値について考える機会にもなるはずです。

あなたの大切な歯を1本でも多く残すために、集中して読んでもらえればと思います。では、早速行きましょう!

なぜ自費治療は目玉が飛び出るほどの金額なのか?

まず始めに、「なぜ自費治療が保険治療に比べて遥かに高い費用がかかるのか?」についてお話したいと思います。

具体的な費用の差を大雑把に説明しておくと、1本の歯に金属の被せ物を入れる場合、保険であれば4,000円ほどの負担額で済みますが、自費になると60,000〜100,000円ほどになります。

その差はかなり大きいことが分かるかと思います。では、なぜこれだけの違いが生まれるのでしょうか?

結論から先に言ってしまうと、「自費治療が高額な訳ではなく、保険治療の費用が安すぎる」という話になります。

つまり、自費治療にかかる費用が本来歯科治療にかかる適正な費用であって、「採算度外視の格安な費用で治療をやりなさい」と国が定めた治療が保険治療だということです。

元々、歯科治療はお口の中という狭い空間の中で、唾液や舌、頬っぺたなどをどかしながら、1本ずつの歯に対してミクロン単位の精度の処置を行う、技術的に難しい医療行為です。

現在、日本の保険医療で設定されているような医療報酬では到底釣り合わないものなのです。もちろん国としても、保険治療の費用で歯を残すために理想的な治療が出来ないことは認めているはずです。

しかし、医療費が国家予算を圧迫する中で、命に直結しないイメージを持たれやすい歯科に対して、これ以上の医療費を割くことが出来ないのです。

あなたが知らない、保険治療が安すぎることのデメリットとは?

保険治療によって患者さんが安く治療を受けられることはメリットになり得るのですが、その反面、リスクも存在します。

それは、一つ一つの治療費が安いために削らなくてもいいはずの虫歯を削って詰めたり、本来なら残せるはずの歯を抜歯しなくてはならない状況が生まれてしまうことです。

保険治療では、お口の病気の予防に繋がる知識を提供したり、正しい歯磨きの指導にどれだけ時間をかけても収入には繋がりません。虫歯や歯周病になった歯を削って被せ物を入れたり、抜歯をするといった積極的な治療によってのみ報酬が発生する仕組みになっているからです。

そして保険医療の仕組みでは、医療者が「この治療をしました」と国に申告すれば、報酬が振り込まれるシステムになっています。この際、治療の質を同じ医療者にチェックされることもなければ、質が問われることもありません。

同業者が見たときに「この治療はあまりにヒドイな」というものだったとしても、「なんて丁寧な治療なんだ」と思えるものだったとしても、報酬は変わらないんです。

つまり、医療の質は歯医者個人の倫理観に委ねられているとうことです。

「最低賃金を下回るくらいの収入しかなくても、時間をかけて丁寧に治療して患者さんの歯を守りたい」という歯医者になるか、「たくさんの患者さんにそれなりの治療を提供して、多くの収入を得る」というスタンスで医療を提供するかは「個人の自由」となっているのが現状です。

何十年も前からこの歯科を取り巻く保険治療の状況は変わっていません。

そして、歯医者も一人の人間であり、家族も従業員もいる立場なので、患者さんの歯を残すよりも自分の生活を成り立たせるために本来の歯科医療の姿とはかけ離れた治療を展開せざるを得ない場面が生まれてしまうことが多いのです。

治療にかける金額はあなたの歯のセルフイメージに影響する

そして、もう一つ重要なことは、歯の治療に払う金額があなたのセルフイメージにも影響してしまうということです。

例えば、数千円で治療を受けた歯と数万〜数十万円の費用をかけて治療をした歯があるとします。

あなたはどちらを大切にするでしょうか?

人は自分が汗水流して稼いだ大切なお金を”より多く使ったもの”に価値を感じます。それと同時に、「自分はこれだけの費用をかけても惜しくない」という潜在意識を顕在化したものが「お金を払う」という行為でもあります。

僕は多くの患者さんを見てきて、「保険治療で費用を抑えて短時間で治療を終わらたい」という思いで治療を受ける方と、「自費治療でお金をかけても、丁寧に時間をかけた治療を受けたい」と考えて歯医者に通う方とでは、歯に対して抱く価値観、「少しでも長く、自分の歯を使っていきたい」という思いにかなりの差があると感じています。

結果として普段のセルフケアのレベルも影響を受けるので、10年、20年というスパンでお口の中の変化を見ると1本でも自費の治療を受けた方の方が、歯が残っていることが多いのです。

もちろん、「保険治療では歯が残らない」と言うつもりはありません。ただ、自分の歯を大切にしたいという想いは、「自分が歯の治療にかけた費用と比例する傾向がある」という事実は否定できません。

歯科治療に限らず、「何にお金をかけるのか」は、あなたのセルフイメージ、そして受け取る現実にも大きく影響を及ぼすことを忘れないで頂ければと思います。

質の高い治療は長い目で見れば安上がり?

もしかしたらあなたは、ここまでの内容を受け取って、「自分の歯を残したいなら結局お金がかかるんだ・・・」という気持ちになっているかも知れません。

しかし、歯1本の価値に着目すれば、歯が残ることは治療費の何倍も価値があることに気づくはずです。

歯科治療で一番お金がかかるのはどんな時か?

それはあなたが歯を失った時です。現在では、歯を失った際の選択肢としてインプラントを提案されることが多いかも知れませんが、1本の歯をインプラントで取り戻そうとした時にかかる費用は最低でも30万円ほどです。

義歯やブリッジという選択肢もありますが、義歯のバネがかかる歯にはかなりの負担がかかりますし、ブリッジを選択すれば両隣の健康な歯を削らなければいけなくなります。質の低い治療であれば、失った歯以外の歯の寿命を縮めるきっかけにもなってしまいます。

また厳密に言えば、インプラント治療でもあなたの歯そのものが元どおりになる訳ではありません。飽くまでチタン製の人工物が歯の代わりにしているに過ぎません。

そして、「一度治療を受ければ一生持つのか?」という質問に対して、「絶対に一生持ちます!」と言い切れる歯医者はこの世に存在しません。

お口の中はカラダの中でも特に過酷な環境ですし、生活習慣やストレスの影響をダイレクトに受ける臓器でもあります。トラブルが起これば再度インプラントを打ち直さなければいけなくなるかも知れません。

これはカラダに人工物を入れる治療においては、必ず直面する問題です。

結局、自分の歯をできる限り長く、健康に使っていくことが一番安上がりなのです。例え、歯を残すために自費治療で何万〜何十万円のお金をかけたとしても、です。

お口の中に生えてきてから一生働き続ける歯1本1本には、100万円以上の価値があると言われています。そして100万円出せれば自分の失った歯を取り戻せるかと言えば、決してそんなことはありません。

どれだけお金を持っている大富豪が、世界で最も技術のある歯医者を呼んでお金を積んだとしても、失ってしまった歯を取り戻すことは絶対に出来ないからです。

具体的に自費治療と保険治療は何が違うのか?

では、ここから具体的な自費治療と保険治療の違いについてお話していきたいと思います。

結論から言ってしまえば、治療にかけられる時間材料・技術人材責任が大きく変わります。

治療にかけられる時間の違い

先ずは治療にかけられる時間から詳しく説明します。

先ほどもお話したように保険治療では予め治療の報酬が決められているため、治療にかけられる時間に上限が生まれます。時間をかければかけるほど、保険治療では赤字になってしまうからです。

もちろん、小さな虫歯や軽い歯肉炎くらいであれば、短い時間でも精度の高い治療を行うことは出来ると思います。

しかし、残すのが難しい状況にある歯を救うためには、しっかりと必要な時間をかけて治療をしなければ、不適切な処置になってしまい、歯の寿命を短くすることに繋がってしまうのです。

自費治療と保険治療の最も大きな違いが、この「処置にかけられる時間」と言っても過言ではないと思います。

また上記の内容は歯の被せ物を作る、歯科技工士と呼ばれる職人の方々にとっても言える内容です。彼らがオーダーメイドで精度の高い被せ物や詰め物を作るためには、作業にかける時間がどうしても必要になります。

しかし現在、保険で設定されている制作費はあまりに低いため、技工士さんが利益を出すためには一つ一つの制作にかける時間を削らなければいけません。

結果として保険という縛りの中で作られた被せ物や詰め物と自費で時間をかけて丁寧に作られたものとの間では、歯への適合(どれだけ歯にピッタリと合っているか)という点で大きな差が生まれてしまうのです。

治療で使える材料・技術の違い

一般的に「白い材料を使えるのか、銀色の金属しか使えないのかが自費と保険の違い」という認識の方が多いと思いますが、それ以外にも歯を残すために必要な材料・技術が自由に使えるのが自費治療です。

歯の内部に穴が開いてしまった際に修復するためのMTAと呼ばれるセメントや血液を採血して遠心分離を行い、抜歯などの際に痛みを軽減するための組織を作り出す装置、歯を失った箇所に対して人工の根っこを埋め込んで歯を復元するインプラントなど、挙げればキリがないほど使える材料・機材に違いが生まれます。

また、被せ物一つとっても使える金属が大きく異なります。金属が違えば、出来上がった被せ物の歯へのフィット感もかなり変化してきます。

さらに、虫歯が進んで根っこしか残っていないような歯を部分的な矯正で引っ張り出して、被せ物の土台として使えるようにする技術など、保険で認められていない特殊な治療も自費であれば可能になります。

保険であれば救えない(抜歯しかない)ような歯であっても、自費治療であれば残す手段が格段に増えるということです。

精度の高い治療を行なって歯の寿命を伸ばすためには、用いる材料の選択肢が多いことも重要な要素です。

治療にかけられる人材の違い

歯科治療において最もコストがかかるのは人件費の高い歯科医師が治療に携わることです。歯科医師が一人の患者さんにかける時間が長くなればなるほど、保険治療であれば赤字になっていきます。

このため、ほぼ全ての治療を保険治療で行う医院では収益を上げるために多くの処置を歯科衛生士さんが行い、歯科医師が出てくるのは5〜10分といった診療になることもあります。

舌や頬っぺた、唾液を排除しながら狭いお口の中という空間でミクロ単位の治療を15分以内に行うのは物理的に無理があるため、短時間の処置ではどうしても治療の精度が落ちてしまいます。

短い時間で治療が終わると、「この先生は手際がいいから腕がいいに違いない」と思ってしまいがちですが、長期的に見た時に何度も同じ歯が治療を受けることになってしまい、歯の寿命が短くなってしまうのです。

一方で自費治療であれば歯科医師が十分な時間をかけて丁寧な治療ができるため、やり直しの少ない、精度の高い治療を提供できます。その結果、一時的には時間とお金がかかってもあなたの大切な歯を長く使っていくことが可能になります。

治療に伴う責任の違い

歯科治療という大きな枠組みで歯医者の仕事を見れば、保険であろうと自費であろうと目の前の患者さんの歯1本1本に責任を持った治療を提供すべきです。

しかし、治療にかけられるコストという点で治療を見ると話は大きく変わってきます。

これまで何度もお伝えしていますが、保険治療は国が予め治療の報酬を決めたものです。どれだけ丁寧に処置をしても、短時間で精度の低い治療をしても、報酬は変りません。

歯科医師が自分で提供した仕事に見合う料金を設定できないのです。

結果として、「保険だからこれくらいのクオリティで仕上げるしかないかな」とどこかで線を引かなければいけなくなってしまいます。治療の後でトラブルが起きたとしても、「まぁ保険なのでしょうがないですよね。」といった説明になってしまうことも多いのです。

ところが、自費治療の場合は歯科医師が自ら患者さんに頂く治療費を決めているため、一切の妥協は許されません。

治療費の負担率も10割なので、患者さんにとってみればかなり高額な費用を払っている感覚になります。当然、治療後にも関わらず違和感が残ったり、すぐトラブルが起これば信頼を失ってしまいます。

自費治療とは、「歯科医師が適切な費用をもらって精度の高い治療を提供すると約束すること」でもあります。僕らも生半可な気持ちで治療に取り組むことは出来ないのです。

自費治療を受ける歯医者の選び方

ここまでは自費治療と保険治療の違いについて詳しく見てきましたが、「自費」という扱いであればどの歯医者でも精度の高い治療が受けられるわけではありません。

ここでは自費治療を受ける上で「信頼できる歯医者の選び方」についてお話したいと思います。

歯医者選びのポイント:病気の原因を一緒に考えてくれる

自費治療を受ける上で最も大切なポイントは、“積極的な治療を開始する前に「なぜあなたが虫歯や歯周病になってしまったのか?」、「どうしたら再び病気にならずに済むのか?」といったことを丁寧に教えてくれる歯医者かどうかということ”です。

ここに力を入れている歯医者は、「目先の治療内容はもちろんのこと、治療後10年先、20年先にあなたの歯が1本でも多く残っているように最善を尽くしたい」という想いがあります。

なぜなら、いくら精度の高い自費治療を提供しても、病気になってしまった根本的な原因が解決していなければ必ず再治療が必要になるからです。

あなたの食生活、歯磨きをはじめとしたお口のケアが変わらなければ、保険・自費を問わず、歯科治療を受ける意味がありません。いくら治療によって噛めるようになったり、見た目が良くなったとしても付け焼き刃でしかなくなってしまうからです。

もちろん、「普段の生活を変える」というのは手間がかかることですし、努力も必要です。ただ、病気の原因を解決した先にこそ、”歯医者いらず”の長期的なお口の健康が手に入ります。

根本的な原因にアプローチする大切さを伝えてくれる歯医者なら、具体的な治療内容も精度の高いものになるはずです。

具体的に歯医者に行ってチェックすべきポイント

具体的にあなたが歯医者でチェックすべきポイントは、「あなたのこれまでの習慣や仕事、生活環境について聞いてくれるかどうか」という点です。

一見、治療とは関係のないことのように思えますが、この情報がなければあなたのお口の病気が起こってしまった根本的な原因を探ることは出来ません。

そして、その原因を取り除くためにあなたと一緒に時間をかけて取り組んでくれるかどうかが大切になります。

  • 歯磨きが出来ていないのであれば、正しいテクニックが身につくまで時に厳しく、時に褒めながら何度も指導してくれる
  • 生活環境が乱れているなら、リズムを取り戻すために必要なことを一緒に考えてくれる
  • どうしても甘いものを食べてしまうなら、食生活を改善するための視点を提供してくれる

あなたが自費治療を選ぼうと保険治療を選ぼうと、これらのことを熱意を持って提供してくれる歯医者なら、きっと質の高い治療を受けられると思います。

さらに詳しく歯医者の選び方について知りたい場合は、

絶対に迷わない、本当にいい歯医者の選び方。

こちらの記事を参考にしてみて下さい。

自費治療の具体例を紹介

ここまでは抽象的な内容が続いてきましたが、最後に僕が実際の診療で行なっている自費治療の例をご紹介したいと思います。

具体的なイメージができれば、これまでの話も理解しやすくなるはずです。

治療例:状態の悪い歯を残す、部分的な矯正(Extrusion:意図的挺出)

このように歯の根っこしか残っていない状態では被せ物を入れることができません。

保険であれば、抜歯以外の選択肢はありませんが、部分的な矯正を行うことで歯としての機能を取り戻すことができます。

先ずは根っこを歯茎の上に引っ張り出します。

このように両隣の歯にワイヤーをつけ、根っこだけになった歯をゴムの力で上に引っ張り上げます。

ただ、これだけでは歯が引きあがるのと一緒に歯茎も付いてきてしまうので、歯茎を引き下げる処置も行います。

歯茎を下に下げる手術を行った後の写真です。処置前と比べて歯茎よりも上に歯が大きく出ていることが分かるかと思います。

この状態になるまで下準備をした上で被せ物を入れるので、長期的に安定する歯を取り戻すことができます。

<治療にかかる費用>

費用に関しては歯医者によって異なりますが、30,000〜50,000円くらいが相場かと思います。

治療に取り掛かる前に費用に関してはしっかりと説明があると思うので安心して下さい。

治療例:割れてしまった歯を残す、精度の高い被せ物(PMF:メタルボンド)

次にご紹介するのは噛む力で歯が割れてしまった方のケースです。

歯が斜めに真っ二つになっているのがよく分かるかと思います。この歯も保険では「抜歯」を選択されることになります。

割れ方が悪いかなり残すのは難しいケースですが、患者さんの「なんとかこの歯を残したい」という思いに応えるべく努力することになりました。

先ず、割れてしまった歯を分割して形を整えました。

その後、半年近く時間をかけて神経の治療を行ってから型取りを行いました。

歯の周りに見えるのは、歯の形を精密に写し取るために歯茎に入れている、”圧排コード”という紐です。

その後、複雑な歯の形に合わせて歯科技工士さんが歯にピタッと合う被せ物を作ってくれます。

歯にセットするとこのような状態になります。噛む面を白い材料(セラミック)にしてしまうと、力がかかった際に弾け飛んでしまうため、このケースでは金属を使用しました。

噛む面に見える赤や黒の点は、噛み合わせをチェックする際に付いたインクです。

頬っぺた側から治療後の歯を見てみると、

(補綴物制作:DT.岩崎晃大 from BATON)

このような状態になります。表面は白い材料で作ってもらいました。

割れてしまったことでかなり複雑な形の歯になってしまいましたが、技工士さんの高い技術のおかげで作り直しなどはなく、一発で被せ物を入れることができました。

<治療にかかる費用>

神経の治療を保険で行っているので、自費の費用は最後に入れた被せ物のみです。

被せ物はPMF(メタルボンド)と呼ばれるものなので、相場としては80,000〜120,000円ほどになると思います。

神経の治療から被せ物まで、全て自費で行った場合、被せ物の費用に追加して90,000〜150,000円ほどかかります。

まとめ

今回は歯の自費治療と保険治療の違いについてかなりのボリュームでお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?

日本という国では保険治療が一般的なため、かなり衝撃的な内容だったと思いますが、是非、この記事を機に自分の歯の価値を考えてみて下さい。

「1本の歯を残すためにはどれだけの時間とお金、労力がかかるのか」

これに気づくことができれば、普段のお口のケアも劇的に変わるはずです。

最後に僕が心から伝えたいことは、

自費治療を受ければいいわけではなくて、本当に大切なことは、そもそも治療を受けずに済むこと

です。

日本人が他の国の方々よりもお口の環境が悪いのは、「病気になっても保険で安く治してもらえる」という安心感が原因になっていると僕は思います。

「病気が進行した歯を残すために精度の高い治療を受けるには、かなりのお金がかかるんだ」という認識を持てば、きっと自分の歯をもっと大切にしようと思えるはずです。

自費治療よりももっと価値が高いのは、一切治療を受けることなく、自分の歯で一生過ごすこと

それを可能にするための知識、ノウハウはこのデンタルハッカーに全て詰まっています。是非、他の記事も参考にしながら、治療を受けずに済むお口の健康を手に入れてもらえればと思います。

では、今回は以上です。


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17 件のコメント

  • はじめまして。
    食事をしていたら、前歯が折れました。神経はありません。歯医者にいって、保険で差し歯にしました。しかし、色が合わなくて、とても目立ちます。オールセラミックに変更したいと思っています。今ある差し歯をオールセラミックに変更する場合、差し歯をとるのに、歯が折れてしまうかもと、別の歯医者で言われました。やはり、つけている差し歯をとり、差し替えるのは、難しいのでしょうか。

  • ななさん、コメントありがとうございます!
    時間をかけて丁寧に処置をすれば、土台の歯にダメージを与えることなく差し歯を外すことは出来ると思います。ただ、少し気になるのは食事で前歯が折れてしまったそもそもの原因です。オールセラミックにして見た目を回復することも大切ですが、噛み合わせに問題がないかも併せてチェックしてもらった方がいいと思います。
    また何かあればコメントしてみて下さい。

  • ありがとうございます。
    治療できる歯医者さんを探してみたいと思います。
    折れた原因は、虫歯だと言われました。半年に一度、定期検診にいっていたので、かなりショックでした。いつ、抜歯になるのかなと思うと、夜も寝られません。また、詰め物にも虫歯がらみつかりました。やはり定期検診だけでは、わからないのでしょうか。

  • 追加質問になります。
    歯の黄ばみが気になるので、ホワイトニングを考えています。オフィスかホームです。歯への影響はありますか。虫歯になりやすくなるとか、強度が弱るなど。デメリットを知りたいです。

  • 虫歯の予兆を見つけるのが定期検診の役割ですが、全ての歯を隈なくチェックするのはかなり時間がかかります。
    たくさんの患者さんを診られている医院では難しいかも知れません。
    虫歯の原因については、知っておかれた方がいいと思います。こちらの記事を読んで頂ければ必要な知識は手に入るはずです。
    https://maeoka.net/prevention-of-caries/

  • 歯への影響はほとんどないと思います。ただ、ホワイトニングは定期的に行わなければ白さを維持できません。
    人の肌や歯は年齢と共に少しずつ黄ばんできます。歯だけを白くすると口元が浮いてしまい不自然な印象にもなるので、僕はあまりオススメしませんね。

  • お返事ありがとうございます。
    ホワイトニングは、過去の記事にも説明ありましたね。失礼しました。
    虫歯は、食生活ともリンクしていますね。しっかりみてくれていたと思ってたのですが。自分でも気をつけたいです。
    差し歯は、セラミックを検討したいと思います。

  • クラウンからセラミックの差し歯に変更をするには、土台を変えないといけないようで、それが、破折になるかもで、かかりつけで断られました。やはり難しいのでしょうか。

  • 土台までやり直すかどうかは先生によって考え方が違うので何とも言えませんね。
    他の先生に「セカンドオピニオン」で一度診て頂くのも一つかも知れません。

  • なるほど。
    先生は、差し歯の交換はどう考えますか。
    また、症例は多いでしょうか。

  • 僕の診療では他の先生がされた治療のやり直しが全体の9割くらいなので、被せ物をやり直す機会はとても多いです。
    顕微鏡下で被せ物を外せば土台の歯へのダメージは最小限に抑えられると思います。
    とは言え、ななさんの歯を直接拝見した訳ではないので、「責任を取れる発言」ではありませんが。

  • そうなんですね。近くであれば先生にお世話になりたいです。セカンドオピニオンも含め、病院を探したいと思います。ちなみに、先生からの紹介はありますか。

  • 直接お口の中を診させていただいていなければ、僕としても責任を持ってご紹介できないので難しいですね。

  • 差し歯にやりかえをしてもらえることになりました。色々ありがとうございます。

  • よかったですね!
    是非、これからもご自分の歯を大切にしてもらえればと思います。
    治療終了は飽くまで「環境が整ったお口のスタート」でしかありませんから。ななさんが自分の手で行う毎日のケアが何よりも大切だということは忘れないでくださいね。
    また何かあれば連絡してください。

  • ありがとうございます。
    歯磨き頑張っています。
    差し歯なんですが、他の歯をホワイト二ングして、セラミックに差し替えるのを考えているのですが、どう思われますか。歯は、黄ばんでいくので、ずっとホワイト二ングをしないといけなくなるのかな。

  • 難しいところですね。他の歯をホワイトニングしてから差し歯をやり直すと、
    白くなった歯を基準に差し歯の色を決めることになります。
    セラミックの色は基本的に変わらないので、
    他の歯に着色が起こってくると差し歯だけが浮いて見える可能性があります。

    死ぬまでホワイトニングをやり続けるのは現実的ではありませんし、
    歯の色は「年相応の色」というものがあります。
    60歳を超えても真っ白な歯をしていると口元の違和感が強くなります。

    今の歯の色味によりますが、僕はホワイトニングなしで差し歯をやり直した方がいいかと思います。

    ただ、実際に治療をしてくださるのはななさんを担当される先生ですから、
    よく相談して一緒に決めるのが一番ですね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    愛知県一宮市にある前岡歯科医院の院長で、『Dentalhacker』のライター。歯周病治療をベースに、「1本の歯を残す」ことにこだわった診療を行っている。『歯の本当の価値を伝いたい』という想いのもと、”歯ブラシから始まる予防歯科”の大切さを広めている。 たまにやる筋トレとバス釣りが趣味。根は真面目な性格だが、人を笑わすのが好きなので、よくウケ狙いに走る。診療中、患者さんに「最近肥えやーた?(名古屋弁で”太った?”の意)」と言われると、ヒドくテンションが下がるナイーブなハートの持ち主でもある。