定期的な歯石除去。その効果の持続時間は何と〇〇!

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前岡遼馬
このコンテンツは、現役の歯科医師がお口の健康に関する話をできるだけわかりやすい言葉を使って解説するブログ記事です。当サイトの運営はこちらの運営理念に沿って行われています。

「歯石除去の効果が一体どれくらい続くのか、あなたは知っていますか?」

定期的じゃないにしても、何度か歯医者で歯石除去(クリーニング)した経験があなたにもあるかと思います。キレイなお姉さん(衛生士さん)にクリーニングしてもらうのは気持ち良いものです。

歯もツルツルになって、息までキレイになった気になります。「やっぱりプロのケアは違うなぁ。」と思ったりもするでしょう。

ところが、その効果の「持続時間」について知っている人はほとんどいません。

実際この知識がないために、歯医者に通っているにも関わらず、歯を失っていく人が多いんです。

そこで、今回は歯石除去の効果と押さえておくべきポイントについてお話したいと思います。

ではでは早速いきましょう!

歯石除去(クリーニング)の効果はわずか○時間!

通う歯医者によって異なるところですが、一般的に定期的なクリーニングというと3〜4ヶ月に1度のペースです。となると、定期受診の間隔くらいは効果が持続しそうな気がしてきます。

持続時間によっては歯医者に通う頻度を増やさなければいけないということにもなり兼ねませんし、クリーニングにかかるお金も、歯医者に行く労力も結構変わってきますから大事なところです。

少しショッキングな内容になりますが、結論から先にお話すると、歯石除去(クリーニング)効果の持続時間はたったの24時間しかありません(正確にはもっと短い)。

つまり、どれだけ歯医者でキレイにしてもらっても、次の日の朝には効果がなくなっているということです。

“クリーニング”って、実はほとんど意味がない

歯石除去(クリーニング)の効果が持続するのは24時間。

これが何を意味するかと言えば、クリーニングから24時間も経てば歯の表面には細菌がたくさん付いているということです。それもそのはず、お口の中の細菌数は肛門の約10倍なんです。

トイレでお尻を拭いても細菌がゼロにならないように、お口の中もどれだけキレイにしても無菌にはなりません。細菌が残っている以上、すぐに増殖して元の数に戻るってしまうわけです。

つまり、クリーニングはあなたが想像しているより遥かに効果が持続しないということです。

「歯医者で定期的にクリーニングしてるから大丈夫!」ではないんですね。

実際に次回の受診まで効果が持続するなら、歯磨きなんてしなくてもいいことになりますから。

プロのケアで満足してはダメ!

例えばですが、毎日お風呂に入っていない人が、3ヶ月に1度エステに行って「キレイになった!」って喜んでいたら、(おいおい・・・。)となりませんか?

エステの効果がないとは言いませんが、普段から自分の体を管理できていない人が、90日に1度、プロのケアを受けたところであまり意味はありません。

極端な例ではありますが、お口の中でも全く一緒です。普段から正しい歯磨きが出来ていない人がクリーニングを受けても、お口の中の環境はほとんど変わりません。歯を残すことも出来ません。

最も大切なことは、普段から正しい歯磨きを実践すること

これさえ出来ていれば、そもそも歯医者で歯石を取ってもらう必要がなくなります。

歯磨きで落とせなかったプラーク(細菌の塊)が歯の表面に残っているので、それが唾液の成分で歯石になるんです。

歯医者のクリーニングは、普段から歯ブラシが当てられていなかった箇所を一時的にキレイにしてもらうだけです。

「プロにしか出来ないケア」頼みになってしまうと、ジワジワとお口の中の環境は悪くなってしまいます。プロのケアが必要ないくらいに毎日のセルフケアを行うことが大切です。

歯医者の世話にならないための方法

歯医者でやってもらうクリーニングに限らず、お口の中をどれだけキレイにしても、24時間後には細菌がウジャウジャしています。

体内に入るあらゆるものが最初にお口を通る以上、これは避けられない事実なんです。

結局、あなた自身が24時間に1回、キレイにお口の中を掃除(歯磨き)してあげなければ、細菌は増える一方。放置すれば、それが病気の原因にもなります。

でも逆に言えば、24時間に1回しっかりとセルフケアが出来れば、虫歯や歯周病のリスクを大幅に減らすことが出来るのも事実です。

そして、あなた自身が行う質の高いケアに歯医者で行うプロフェッショナルケアが加わることで、その効果は最大限に発揮されます。

ここでは、質の高いセルフケアを実践するために必要な知識をお話したいと思います。

セルフケアのキモはプラークコントロール

セルフケアで最も大切なことは、プラークコントロールです。お口の中にいるプラーク(細菌の塊)を、歯磨きによってしっかりとコントロールすることを指す言葉です。

文章にすると簡単なのですが、この「正しい歯磨き」を実践するのはなかなか難しいのが実際のところです。

“歯磨き”と一言に言ってしまうと、ただ歯を磨けばいいと思ってしまいますが、ポイントを押さえておかないと「磨いたつもり」で終わってしまうことが多いんです。

歯磨きは歯を磨くのが目的ではなく、歯の表面についたプラークを取ることが目的です。

これが達成出来なければ、1日何回歯を磨いても効果はありません。簡単にポイントをまとめておくと、

・プラークがどこに付いているのかを知る

・歯ブラシをどのように歯に当てればいいのかを知る

・上手く磨くコツを体感する

・歯磨き粉を付けずに、歯をよく見ながら磨く

・いつ磨くのが一番効果的かを理解する

この5つです。ここで一つずつ細かくチェックしてしまうとすごいボリュームになってしまうので、参考になる記事をご用意しました。

歯医者も出来ない!?本当に正しい歯磨きの仕方とは?

「歯はいつ磨けばいいのか?」に歯医者がガチで答えてみた。

歯医者がこっそり使う、おすすめの歯磨き粉とは!?

この3つを読んでもらえれば、歯磨きに関しての知識は十分です。

かなり核心に迫った話をしてますので、是非、確認してみて下さい。

まとめ

「歯医者のクリーニングに頼ってはいけない」、これが今回一番お伝えしたかった想いです。

いくらプロのケアを受けていても、普段のケアが出来ていなければ、お金と時間の無駄になってしまいます。あなたの唯一無二の歯を失わないためにも、セルフケアの重要性を改めて感じて頂ければと思います。

自分自身の手で、毎日1回しっかりとお口の中をキレイに管理出来なければ、次のクリーニングまでずっと細菌が付きっぱなしです。

3ヶ月に1回のクリーニングだとすれば、年間で4日間しかプロのケアは受けれません。残りの361日間は他でもない、あなた自身がケアを行わなければいけないんです。

定期的に歯医者を受診する目的は、「正しいセルフケアを普段から実践できているか確認すること」がメインです。

歯磨きの仕方はもちろん、甘いものを食べる回数が増えていないかなどをチェックし、病気のリスクを減らすために、プロの視点からアドバイスをもらうんです。

歯石除去(クリーニング)は、来院したついでにやってもらう”おまけ”くらいに考えておくことで、あなたのセルフケアのレベルはより一層高いものになると思います。

是非、今回の記事をきっかけに普段のケアを振り返ってみて下さいね。

ではでは、今回は以上です。


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ABOUTこの記事をかいた人

愛知県一宮市にある前岡歯科医院の院長で、『Dentalhacker』のライター。歯周病治療をベースに、「1本の歯を残す」ことにこだわった診療を行っている。『歯の本当の価値を伝いたい』という想いのもと、"歯ブラシから始まる予防歯科"の大切さを広めている。 たまにやる筋トレとバス釣りが趣味。根は真面目な性格だが、人を笑わすのが好きなので、よくウケ狙いに走る。診療中、患者さんに「最近肥えやーた?(名古屋弁で"太った?"の意)」と言われると、ヒドくテンションが下がるナイーブなハートの持ち主でもある。