これは必見!歯を失う人に多い習慣、ワースト6!

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前岡遼馬
このコンテンツは、現役の歯科医師がお口の健康に関する話をできるだけわかりやすい言葉を使って解説するブログ記事です。当サイトの運営はこちらの運営理念に沿って行われています。

「あなたは歯医者で痛い思いをしたいと思いますか?」

そう聞かれれば全ての人が「No!」と答えることでしょう。そして治療以前に、

「虫歯になりたくない!」

「歯周病で歯が抜けてしまうのもイヤ!」

と誰しも思うものです。

ところが実際には、多くの人が正しい知識を持っていないがために普段の習慣そのものがお口の病気の原因になってしまっています。

そして、虫歯や歯周病の原因を毎日自分で作ってしまっている環境では、いくら腕のいい歯医者で治療を受けても何の意味もありません。治療終了後から数年後には必ずまたトラブルが起こるからです。

「習慣」というのは普段何気なく行っている行為なので、「誰かに指摘されなければいつまで経っても気づけない」という特徴があります。

そこで今回は、多くの人がやってしまいがちな習慣の中で、特にお口の病気の原因になりやすいものをピックアップしてお話したいと思います。一つでも当てはまるものがあれば、是非、今日から見直して、歯を健康に保てるお口の環境を作っていきましょう。

「病気を予防する」というと面倒くさそうなイメージがありますが、お口の病気を予防するのはとても簡単です。カラダ全体の健康維持のように、運動を始めたり、生活リズムを変えたりなどの新たな習慣を始める必要もありません。

本当に誰でも手軽に出来ることばかりなので、是非この機会に正しい知識を手に入れて下さい。

では早速いきましょう!

歯を失う人に多い習慣〜歯周病(歯槽膿漏)編〜

先ずは歯を失う最大の原因、「歯周病(歯槽膿漏)」になりやすい習慣をチェックしていきましょう。ここを押さえるだけで将来残る歯の本数はグッと増えるはずです。

歯周病で歯を失う習慣 その1:歯磨き粉をつけて歯磨きをしている

歯周病のリスクを高めてしまう習慣の一つに、「歯磨き粉をつけて歯磨きする」という行為が挙げられます。

誰もがやってしまう習慣ですが、実は歯周病治療に本気で取り組む歯医者のほとんどは、患者さんに「歯磨き粉は使わないで下さい」とアドバイスしています。

なぜなら歯磨き粉を付けてしまうことで、歯磨きの目的が達成しづらくなるからです。

他の記事でも何度か書いていますが、歯磨きの目的は歯の表面についたプラーク(細菌の塊)を落とすことです。

プラークは「歯と歯茎の境目」と「歯と歯の間」といった狭い範囲に溜まっています。幅で言えば1〜2mmの範囲に付いているので、効率よく落とすためには的確に歯ブラシの毛先を歯に当てなければいけません。

この時、歯磨き粉があると邪魔になってしまうんです。

歯磨き粉をつけた歯ブラシは歯に擦(こす)らせる度に泡立ってしまい、歯の表面を見えなくさせてしまいます。これではいくら手鏡を見て歯を磨いていたとしても、プラークを落とすのは困難です。

目隠しをしながらではお部屋の掃除が出来ないように、歯磨きも歯の表面をよく見ながら歯ブラシを当てなければ、プラークを取り除くことは出来ません。

また、正しく歯磨き(プラークコントロール)が出来ていなかったとしても、歯磨き粉の爽やかな味によって、さも口の中がキレイになったかように錯覚してしまいます。

これも歯周病のリスクを高めてしまう大きな要因です。

「歯周病予防のための歯磨き粉」といったキャッチコピーが入った商品も多く見かけますが、薬品の殺菌作用でプラークがなくなる訳ではありません。ブラシで物理的に歯の表面からプラークを取り除かなければ、歯周病の原因はお口の中に残ったままなんです。

歯磨き粉をつけなくてもプラークを取り除けば、歯の表面はツルツルになりますし、爽快感も持続しますので、是非、今日から「歯ブラシに何もつけない歯磨き」を実践してみて下さい。きっと違いに驚いてもらえるはずです。

歯磨きについての詳しい内容は、

歯医者も出来ない!?本当に正しい歯磨きの仕方をイラストと写真で徹底解説!

こちらでチェックしてみて下さい。

歯周病で歯を失う習慣 その2:力を入れて歯を磨いた方がキレイになると思っている

「ガシガシと歯を磨いた方がキレイになる」と思っている方は多いものですが、このイメージはとても危険です。

なぜなら「歯ブラシは力を抜かなければ、毛先が磨きたい場所に当たらない道具」だからです。

特に男性に多いのですが、歯ブラシをグーに近い状態で握って口を閉じながらガシガシ磨いているのをよく見かけます。

残念ながら、この状態ではわざわざプラークを”残すように”歯磨きしているようなものです。歯磨きのキモは「いかに軽い力で歯にブラシを当てられるか」だと言っても過言ではありません。

少し極端な表現をすれば、「歯に軽く歯ブラシが触れているくらいの力で左右に細かく動かした時が一番効率よくプラークが落ちる」んです。

この辺りは図を見ながら理解して頂いた方がイメージしやすいと思いますので、

歯医者も出来ない!?本当に正しい歯磨きの仕方をイラストと写真で徹底解説!

↑↑↑こちらの記事を参考にしてみて下さい。

「力を抜けば抜くほど、歯はキレイに磨ける」

このイメージがあれば、あなたの歯磨きはとても質の高いものになりますし、歯周病予防に大きく貢献するはずです。

歯周病で歯を失う習慣 その3:定期的に歯医者で歯石を取っている

テレビCMの影響や健康意識の向上もあってか、「定期的に歯医者で歯石を取ってもらっている」という方も最近では増えてきました。

“プロにクリーニングしてもらうことで病気を予防できる”といった考え方が刷り込まれているからかも知れません。

しかし、実際には「定期的に歯石を取ってもらっていた人ほど歯周病になっている」現状を目の当たりにする機会が多いんです。

なぜ歯石を取ってもらっている人ほど歯周病になるのか?

その理由は単純で、歯石を取れば歯周病が防げるわけではないからです。

歯周病の原因は歯の表面についたプラーク(細菌の塊)。このプラークが毒素を出すことで歯の周囲の組織に炎症が起こるのが歯周病です。そして、プラークはおよそ24時間で歯の表面に蓄積してきます。

つまり、いくらプロのケアを受けたところで24時間もすれば歯の表面は再びプラークまみれになってしまうということ。普段から歯周病のリスクがなくなるほどに歯の表面をキレイに保つためには、あなた自身の歯磨きでプラークを取り除くしかありません。

歯石はプラークが唾液の成分で石になったものです。”石”なので細菌は生きていません。「歯石が歯周病の原因になる」という認識自体が大きく間違っているんです。

プラークが残っていなければ歯石もできません。極端な話、正しい歯磨きが1日1回出来ていれば、プロのケアを受ける必要もないんです。

「歯は歯医者に守ってもらうもの」という認識が日本には根強く残っていますが、そうではありません。

あなたの歯は持ち主である、あなた自身が自らの手で守っていくしかないんです。

いくら3〜6ヶ月に1度のペースでクリーニングをしてもらっても、毎日歯磨きが出来ていないようなら確実に歯周病は進行してしまいます。良い意味で、「歯医者を当てにしない」姿勢が大切です。

プロが教える衝撃の事実!歯石は取っちゃダメ!?

歯周病(歯槽膿漏)を本気で治す、たった一つの治療法とは。

上記の2つの記事も併せて読んで頂ければ、理解が深まると思います。

 歯を失う人に多い習慣〜虫歯編〜

虫歯ができても初期〜中期くらいの進行度であれば、抜歯になることは先ずありません。

ただし、最初の虫歯は小さくてもお口の環境が変わらなければ何度も虫歯になり、歯医者の治療を受け続けることになるため、少しずつ歯の寿命は短くなってしまいます。

一般的に虫歯が進行すると痛みも出やすいので、虫歯のリスクになる習慣は是非チェックしたいところです。

虫歯で歯を失う習慣 その1:1本のジュースを1日かけて飲んでいる

よく朝に買った500mlのジュース(清涼飲料水)を1日かけて少しずつ飲む方がいますが、これはかなり虫歯のリスクが高い習慣です。

虫歯の原因の中で最も影響が大きいのが、「甘いものを口に入れる頻度」だからです。

「甘いものを食べたり飲んだりしても、しっかり歯を磨けば虫歯にならない」という認識が一般的ですが、残念ながらどれだけキレイに歯を磨いていても虫歯にはなります。

大切なことは、1日の中で甘いものを口に入れる回数をどれだけ少なく出来るかということ。

その意味で1本のジュースをチビチビ時間をかけて飲んでいくと、お口の中に甘いものがない時間の方が短くなってしまうので歯の表面がどんどん溶けてしまいます。

「ジュースは買ったら一気に飲んでしまう」のがポイントです。

そもそも砂糖が入った飲み物は飲まないに越したことはありませんが、飲むのであればそのタイミングを考えることで虫歯のリスクはかなり抑えることができます。

虫歯予防に関しての詳しい内容は、

歯磨きで虫歯は予防できない!プロが実践する虫歯予防をすべて公開!

を参考にしてみて下さい。

虫歯で歯を失う習慣 その2:デスクワークでお菓子をちょくちょく食べている

「お菓子をつまみながら仕事をする」方は多いものです。事務作業やパソコンでの仕事がメインの方に多い習慣ですが、これも虫歯のリスクを大幅に高めるので注意しておきたいところです。

原理としては、先ほどお話した「虫歯で歯を失う習慣 その1」と同じなのですが、普段何気なくやっている習慣は指摘されないとなかなか自覚できないものなので、敢えてここでも取り上げてみました。

「甘いものを食べて血糖値を上げた方が仕事がはかどる」と考えている方も多いのですが、実際には血糖値を上げなくても脳はしっかりと機能しています。

動物は炭水化物がカラダからなくなっても、脂肪や筋肉を分解しながら脳へ栄養を送るように出来ているからです。

むしろ血糖値を慢性的に上げていると糖尿病のリスクにもなるので、良いことはありません。

普段から何気なくお菓子をつまんでしまっているあなたは、注意が必要です。お菓子を食べるなら「3時のおやつ時」に限定するなど、メリハリをつけることが大切です。

またフリスクなどのタブレットを口が寂しくなったタイミングで頻繁に食べている方がいますが、これも虫歯のリスクに繋がります。

完全にやめないまでも、キシリトールのタブレットに替えるなど虫歯のリスクにならない習慣へ軌道修正が必要です。

↑↑↑このタブレットであれば甘味料がキシリトールなので虫歯のリスクにはなりません。

虫歯で歯を失う習慣 その3:歯に違和感があっても放置している

「なんか水がしみる感じがするな・・・」

「甘いものを食べるたびに歯に痛みが走る・・・」

など、歯に違和感があっても「まぁいっか」と放置してしまうことはよくあるかと思います。僕も「風邪引いたかな」と感じても基本は放置です。

ただ、お口の病気に関しては、「自然治癒力で治る(勝手に治る)」ということはありません。極端な話になりますが、虫歯はガンと一緒で治ることはなく”病気の進行”という一方通行なのです。

つまり、虫歯になってしまったら最後、「遅かれ早かれ歯医者に行かなければいけない」ということです。

多くの人は虫歯の痛みが我慢出来なくなってから歯医者に行きますが、症状が進行してからの治療では痛みを伴う可能性も高いですし、治療期間も長くなるので歯医者の技術の差も大きく出てしまいます。

また「忙しくて歯医者に行けないから」と虫歯の痛みに耐えながら仕事をしていても、生産性は著しく落ちてしまいます。結局、「早く歯医者で治療を受けてから仕事をした方が効率が良かった」となる可能性が高いのです。

そして、まだ初期の虫歯であれば歯を削ることなく、「原因に対してアプローチした上で経過を見ていく」という選択肢もあります。

僕ら歯医者の「削る」という行為は不可逆です。一度削ってしまった歯は二度と戻ってきませんし、治療を受けた歯は大きく寿命をすり減らします。

極力、歯医者の積極的な治療(“削って詰める”など)は受けないに越したことはないのです。そのためには「あれ?なんかおかしいな。」というタイミングで歯医者を受診することを心がけてみて下さい。

そしてそもそも虫歯にならないための知識を身につけておくことも大切です。

先ほども紹介した、

歯磨きで虫歯は予防できない!プロが実践する虫歯予防をすべて公開!

↑こちらの記事をチェックしてみて下さい。

まとめ

今回は多くの人が何気なくやってしまっている歯を失う習慣についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか?

一つでも思い当たる部分があれば、是非、今日から少しずつ自分の習慣を意識して変えていきましょう。正しい知識を持った上で習慣がコントロール出来れば、お口の病気とは無縁の人生が待っています!

お口の病気のほとんどは生活習慣病です。

つまり、生活習慣が変わらなければ治療をしようがしまいが、永遠に続いてしまう病気だということです。この記事がそのことに気づくためのきっかけになれれば、とても嬉しいです。

では、今回は以上です。


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ABOUTこの記事をかいた人

愛知県一宮市にある前岡歯科医院の院長で、『Dentalhacker』のライター。歯周病治療をベースに、「1本の歯を残す」ことにこだわった診療を行っている。『歯の本当の価値を伝いたい』という想いのもと、"歯ブラシから始まる予防歯科"の大切さを広めている。 たまにやる筋トレとバス釣りが趣味。根は真面目な性格だが、人を笑わすのが好きなので、よくウケ狙いに走る。診療中、患者さんに「最近肥えやーた?(名古屋弁で"太った?"の意)」と言われると、ヒドくテンションが下がるナイーブなハートの持ち主でもある。