【完全保存版】自宅で出来る、本当に正しい歯周病の予防法

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前岡遼馬
このコンテンツは、現役の歯科医師がお口の健康に関する話をできるだけわかりやすい言葉を使って解説するブログ記事です。当サイトの運営はこちらの運営理念に沿って行われています。

近年、テレビ番組やCMでも取り上げられる機会が増えてきた「歯周病」。

歯が根元からぐらついてしまう病気として有名ですが、肥満などと同じ生活習慣病の1つであることや糖尿病・心筋梗塞といった全身の病気と関係があることも明らかにされています。

そして、お口の病気の中でも、進行すると歯を失う可能性がとても高いのが歯周病です。

非常に怖い病気なのですが、日本社会にあふれている情報は特定のグッズや商品を売るための表面的な内容が多いという悲しい現実があります。

その結果、日本人のほとんどがかかる病気にも関わらず、根本的な原因や症状、予防法について正しい知識を持っている方は驚くほど少ないのが現状です。

そこで今回は、あなたが大切な歯を一生使い続けられるように、歯周病の原因から具体的な予防法までプロの視点で詳しく解説したいと思います。

40代以降、特にリスクが高まる病気ですが、対策は早いに越したことはありません。正しい知識さえ身につけることが出来れば、特別新しい習慣を取り入れなくても予防出来るのが歯周病だからです。

歯周病にかからない、既にかかってしまっていても自分の手で治していくために必要な知識をすべて盛り込んだ内容になっています。

是非、自分の唯一無二の歯を守るためにじっくり読んで、今日から実践してみて下さい。

では早速いきましょう!

歯周病ってどんな病気?

先ずは、予防法の前に歯周病が一体どんな病気なのかを把握していきましょう。対策を練る前に相手を知ることが大切です。決して複雑な病気ではありませんので、肩の力を抜いて一緒に学んでいきましょう。

歯周病の進行と症状

ステージ1:歯肉炎

歯周病は主に歯肉炎歯周炎に分けられます。初期の段階は歯茎だけに炎症が起こる「歯肉炎」と呼ばれるステージです。歯茎が少し腫れて、赤みが出てくるのが特徴です。

イラストでも確認してみましょう!
先ずは健康な歯の周りの組織のイラストからです。
健康な歯周組織
この状態を基準に、歯周病が進行するとどのような変化が起こるのかをチェックしていきましょう。

歯肉炎の状態になると、
歯肉炎
このイラストのように、歯の周りの歯茎が赤く腫れていきます。炎症が歯茎に限定して広がっているので、歯肉炎と言います。

ステージ2:軽度の歯周炎

歯肉炎の状態からさらに病気が進行すると、歯周炎と呼ばれるステージになってきます。歯茎だけに炎症が起こっていた歯肉炎と比べて、歯周炎では歯を支えている骨にまで炎症が広がり、少しずつ溶け始めていきます。

イラストで確認すると、
軽度歯周炎
このようになります。
歯の周りの骨が溶けるのは、カラダの免疫力によるものです。細菌が出す毒素が骨にまで届かないように、骨が炎症から遠ざかるように自ら溶けていくのです。

また、歯肉炎と歯周炎の違いはお口の中を見ただけでは判断できません。

診断のためにはレントゲン写真、歯周ポケットの検査が必要です。

「ポケットが3mm以上は歯周病」と表現されることもありますが、測る人によって1〜2mmの誤差は出ますので、衛生士さんが教えてくれるポケットの深さに一喜一憂する必要はありません。

僕らがこの検査で診ているのは、「炎症の範囲(歯周病が広がっている範囲)」です。ポケットの深さは一つの基準でしかありませんし、深いからといって治療内容が変わるわけでもありませんから安心して下さい。

ステージ3:中度の歯周炎

軽度の歯周炎からさらに病状が進行すると、「中度」と言われるステージにさしかかってきます。骨の溶ける範囲がさらに広がり、少しずつ歯がグラグラし始めます。炎症を起こした歯茎は、赤っぽい色から青紫色に近づいていきます。

こちらもイラストで確認すると、
中度歯周炎
このような状態です。歯の根っこにもコゲ茶色の歯石が付き始めているのが分かるかと思います。

一般的に歯石と言うと、歯茎よりも上に付いた白〜黄色の硬い汚れだけと思っている方も多いのですが、歯の根っこについた歯石は歯茎から滲み出る血液の影響で黒色に近くなります。

「鏡でよく見ると歯の根っこに黒いものが見える」という場合は、根っこの虫歯以外にも歯周病の可能性があるので注意が必要です。

ただし、歯周炎が進行している状態では歯茎が腫れているので、根っこの歯石を直接見ることは難しいと思います。

ステージ4:重度の歯周炎

ステージ3からさらに進行すると、いよいよ重度にさしかかってきます。

この段階では、骨が溶けた範囲がさらに広がり、歯のグラつきもより大きくなってきます。テレビCMなどで見かけたことがあるかも知れませんが、熟れたトマトに歯が立っているような状態です。

歯を支える組織全体が歯周病に侵されているので、将来的に歯を失ってしまうリスクが出てきます。

イラストで確認すると、
重度歯周炎
このような状態です。健康な組織のイラストと比較すると、歯周病が進行する様子がよく分かると思うので、見比べてみて下さい。

ステージ5:歯の脱落

脱落した歯
歯周病が最終ステージまで進行すると、歯が勝手に抜けてきます。炎症の原因になっている歯をお口の外に出そうとする、一種の免疫反応です。たとえ一度も虫歯になったことがない歯でも、この段階になると抜けてしまいます。

上の脱落した歯がお口の中にあった時の写真もお見せします。丸で囲んだ歯が上の脱落した歯です。
重度に歯周病が進行した歯

虫歯の場合、いくら進行したとしても勝手に歯が抜けるということはありませんが、歯周病の場合は違います。歯がグラグラして噛めない状態になり、自然に抜けてしまう、恐ろしい病気が歯周病なんです。

そして、歯周病の進行に伴って失われた「歯を支える骨」は回復しません。

一度進行してしまうと、治療をしても「進行を止めること」しか出来ません。

「かかったら治せばいい」ではなく、「絶対にかからないように、普段からお口の中を管理する」という意識がとても大切な病気なんです。

根本的な歯周病の原因

ここまで歯周病が進行する様子を一緒に見てもらいましたが、まだ一番大切なことをお話していません。それは、「一体何が原因で歯周病が始まり、進行していくのか?」という根本的な部分です。

原因が分からなければ、予防の仕方も見えてきません。闇雲に「歯周病に効く」と宣伝されている商品を買っても、解決には繋がらないんです。

しかし、根本的な部分さえ押さえてしまえば、テレビやCMといった情報に踊らされることはなくなり、自分の手で歯周病を克服することが可能になります。とても大切な部分なので、しっかりと学んでいきましょう。

本当の原因はただ一つ

一般的に病気というと、様々な要素が重なって起こるものですが、歯周病の場合、その原因はとてもシンプルです。

答えから先に言ってしまうと、歯周病の根本的な原因はプラークと呼ばれる細菌の塊です。

歯や被せ物、インプラントや入れ歯など、お口の中にある硬いものに付く白色のオカラのようなものです。歯茎や頬っぺたなどの柔らかい組織にはプラークは付きません。

あなたも小学生くらいの時期に歯の表面の汚れを赤い液で染めた経験はありませんか?

あの液で赤く染まったものがプラークです。忘れかけているかも知れませんので、プラークが付いた歯と、その歯を赤い液で染めた写真で確認してみましょう。

プラーク染め出し前
これがプラークの付いた歯です。どこに付いているかを見分けるのは難しいので、早速赤く染めてみましょう。
プラーク染め出し後
実際に染め出してみたのが、上の写真です。

染める前の写真と見比べてもらえれば、どこにプラークが付いているのかが、何となく分かるのではないでしょうか。
具体的に付きやすいのは「歯と歯茎の境目」「歯と歯の間」です。赤く染まっている箇所をよく見てもらえると、その意味が分かるかと思います。

プラークは白〜黄色に近い色をしているので、その存在にはなかなか気づけないのが実際のところです。

だからこそ、多くの人が知らず知らずの間に歯周病にかかり、歯を失ってしまいます。

すべての歯の「歯と歯茎の境目」と「歯と歯の間」にプラークが付いていると考えてもらって問題ありません。試しに爪楊枝のような先の細いもので奥歯の「歯と歯茎の境目」を擦(こす)ってみて下さい。
下の写真のような白くてドロッとした塊が付いてくるかと思います。

プラーク

そして、プラークは食べカスとは全く違うということをしっかり覚えて下さい。

「プラーク=細菌の塊」です。”細菌”なので、一度取り除いても時間が経てば増殖し、再び歯の表面に付いてくることも重要なポイントです。

歯石を取っても歯周病は治らない!?

びっくりする女性
一般的に「歯周病の治療」というと歯石を取ってもらうイメージが強いのですが、先ほどもお話したように歯周病の根本的な原因はプラークです。

自分の手で歯の表面についたプラークを取り除けるようにならなければ、いくら歯医者で歯石を取ってもらったとしても、歯周病が治ることはありません。

歯石はプラークに唾液のカルシウムなどの成分が沈着して石になったものです。つまり、歯石が付いている場所というのは、普段からプラークが付いているということになります。

そして、プラークは一度取り除いても24時間も経てば再び歯の表面に付着してきます。

これが何を意味するのかというと、「毎日、あなた自身の手で歯の表面についたプラークを取り除かなければ、歯周病が進行する」ということです。

確かに歯医者でクリーニングをしてもらえば、一時的に歯の表面のプラークはなくなり、清潔な環境になります。でも、1日経てばそのクリーニングの効果は消えているんです。

毎日歯医者でクリーニングしてもらうにしても、保険では出来ないのでかなりのお金がかかりますし、その通院の時間を確保できる人はほとんどいません。

結局、「自分の歯は自分でしか守れない」のです。

歯医者に頼らずに自分の手でお口の中を管理する。これこそが、歯周病を克服する上で最も大切な考え方です。

詳しくは、
プロが教える衝撃の事実!歯石は取っちゃダメ!?
の記事を参考にしてみて下さい。

誰でも出来る、歯周病の予防法

歯周病の原因を押さえれば、具体的にあなたが取るべき行動も見えてきます。
先にここまでお話した歯周病予防のポイントをおさらいしておきましょう。

・歯周病の根本的な原因はプラーク(歯の表面に付く細菌の塊)

・プラークが付いているのは、「歯と歯茎の境目」と「歯と歯の間」

・プラークは約24時間で歯の表面に溜まってくる

といったところでした。これらを踏まえて、歯周病を予防するために必要なことをお話していきます。

歯周病予防のために、あなたがやるべきことはコレだけ!

やるべきことは一つ
実は、歯周病を予防したり、かかってしまった歯周病を治していくために必要なことはたった一つです。

それは、プラークコントロール

少し難しく聞こえますが、「正しい歯磨き」のことです。
歯磨きによって歯の表面に付いてしまったプラークの量をコントロールするので、プラークコントロールと表現されています。

歯磨きというと、誰もが物心ついた頃からやっている代表的な習慣の一つですが、その正しいやり方を理解している方はほとんどいません。

なぜなら、教えてもらう機会がないまま、多くの人は大人になっていくからです。ポイントを押さえず、何となく歯を磨くのは、プラークコントロールではありません。

「普段から歯磨きをしている」のと、「普段から正しい歯磨きが出来ている」のは全く違うからです。

正しい歯磨きができない
=プラークコントロールができない
=歯周病のリスクを抱えながら生活している

ということ。この状態でいくら歯医者で治療をしてもらっても根本的な原因が解決していない状態なので、いつまで経っても歯周病が改善することはありません(一時的によくなったように見える時期はあるかも知れませんが)。

この現状から脱出するためにあなたがすべきことは、とてもシンプルです。

「正しい歯磨きを知り、習慣になるまで実践すること」、ただこれだけです。

もちろん知識だけを身につけても、正しい歯磨きが出来るようにはなりません。「考えながら、毎日実践する」というプロセスが最も大切です。

歯磨きはお部屋の掃除と何ら変わりません。
掃除道具(歯ブラシ)の基本的な使い方を覚えてしまえば、後は部屋の形や置かれている家具など(プラークがついている場所)に合わせた動かし方をしながら、ホコリ(プラーク)を取り除いていくだけです。

もちろん、器用・不器用はあるかも知れませんが、誰でも必ず出来るようになります。

この記事で歯磨きの仕方までお話すると長くなってしまうので、具体的な磨き方については、
歯医者も出来ない!?本当に正しい歯磨きの仕方とは?
をチェックしてみて下さい。

また24時間でプラークが歯の表面に溜まってくるので、歯磨きも質の高いものを1日1回やれば十分です。

1日3回もやる必要はないんです。そもそも歯磨きはとても集中力がいる行為なので、1日3回も実践するのは難しいと思います。「回数」よりも「1回の質」を大事にして下さい。

先ほど挙げた、歯周病予防のポイントを参考にしながら、今日から是非、プラークコントロールを実践していきましょう!

舌で歯を触った時のツルツル感、朝起きた時のお口の中のネバつき、口臭なども含め、あなたのお口の環境は劇的に良くなっていくはずです。

正しい歯磨きさえ習慣になってしまえば、「歯周病は恐るるに足らず」です。一緒に頑張っていきましょう!

「正しい歯磨きがもたらす驚きの変化」をお見せします!

歯周病を予防するために必要なことは、プラークコントロール

このポイントを押さえても、いまいち実感が湧かないと思いますので、実際に正しい歯磨きが出来るとどのような変化が起こるのかを見てみましょう。

「たかが歯磨き、されど歯磨き」を実感してもらえると思います。
先ずは、正しい歯磨きを実践する前の歯周病にかかった歯茎を見てみましょう。
プラークコントロール前
歯茎が赤く腫れている様子が分かるかと思います。この状態からプラークコントロールを徹底すると、
プラークコントロール後
このような歯茎に生まれ変わります。パッと見でも歯茎の色、ツヤ、ハリが変わったことに気づいてもらえるかと思います

ちなみに僕はこの歯茎の変化が起こるまでの間、クリーニングや歯石を取るなどの歯周病に対する処置は一切行なっていません。

患者さん自身が、自らの手でお口の環境を変えたんです。僕はちょっとしたアドバイスをしただけ。

「本人がどれだけ自分の歯を守りたいと思えるか」、が顕著に現れるのが”普段の歯磨き”なんです。

慣れないうちは苦労するかと思いますが、あなたにも絶対に出来ます!少しずつでいいので、今日から正しい歯磨きのために努力を積み重ねていきましょう。

日本人に植え付けられた、間違った歯周病予防

歯科医学が発展した現代でも、日本人の歯周病がなくならないのは、誤った歯周病予防の知識を植え付けられてしまっているからだと僕は考えています。

そこで、最後にテレビやCMなどで放送されている情報について触れたいと思います。

間違った情報その1:歯茎のマッサージで歯周病予防

マッサージ
「歯茎のマッサージで歯周病に負けない健康な組織へ」などのキャッチフレーズでお馴染みの情報ですが、これはほとんど効果がないと言ってもいいでしょう。

“マッサージによって歯茎の血行を良くして歯周病の改善を図る”という意味合いで勧められるケアの一つですが、いくら血の巡りが良くなったところで歯周病の根本的な原因であるプラークを取り除けていなければ、何の意味もありません。

歯周病で歯茎が腫れるのは、歯の表面に付いたプラークが出す毒素の影響。歯茎自体に細菌が入り込んでいるわけではありません。

プラークが付いているのは歯茎ではなく、「歯と歯茎の境目」の歯の方です。磨かなければいけないのは、飽くまでも”歯”なんですね。

歯周病予防に最も効果的なプラークコントロールをせずに歯茎マッサージを繰り返していても、あなたの努力は無駄になってしまいます。「歯周病の原因はプラーク」という根本的な部分は常に忘れないようにして下さい。

また歯茎をガシガシ磨いてしまうと、傷になって痛みが出たり、歯周病でもないのに歯茎が下に下がったりしてしまいます。

結果的に歯茎マッサージを頑張っても得られるものがほとんどなく、むしろマイナスに働く可能性もあるので要注意です。

間違った情報その2:マウスウォッシュで歯周病予防

マウスウォッシュ
これは主にテレビCMの情報ですが、「殺菌作用の高いマウスウォッシュ(うがい薬)でお口をゆすげば歯周病予防になる」というものです。

リス○リンやモン○ミン、G○Mといった様々な種類のマウスウォッシュが薬局には並んでいますが、残念ながらこちらもあまり効果は望めません。

確かに薬液には殺菌作用がありますが、歯周病の原因であるプラークは”細菌の塊”です。バイオフィルムとも呼ばれるもので、歯の表面にこびりついています。

薬液で殺菌しても、死ぬのは細菌の塊の表層部分にいる細菌達で、中心部の細菌まで効果が届くことはありません。

結局、歯ブラシを使って物理的に歯の表面から取り除かない限り、プラークがなくなることはないんです。下手にマウスウォッシュに頼ろうとすると、プラークコントロールが出来ていないにも関わらず、爽やかな後味によって「正しい歯磨きが出来たような気になってしまう」ので注意が必要です。

わざわざお金のかかるマウスウォッシュを買わなくても、普段の歯磨きの質を上げるだけで十分な歯周病予防になりますので安心して下さいね。

間違った情報その3:歯磨き粉で歯周病予防

歯磨き粉
これもCMによる影響が大きいのですが、「歯周病予防のための歯磨き粉」を使われている方が最近はかなり増えてきているように感じます。

「歯周病の原因になる細菌に対して特に効果のある薬用成分」、「歯茎の修復を早める成分を新処方」など、魅力的な言葉がパッケージには並んでいますが、実はこちらも思ったほどの効果はありません。

なぜなら基本的に歯磨き粉を使うと、歯磨き自体が下手になるからです。

歯磨き粉を使うと泡立ってしまうことが多く、お口の中で歯ブラシの毛先がよく見えなくなります。ただでさえプラークが付いている範囲は狭くて歯ブラシを当てるのが難しいのに、泡立ったお口の中でそれをやろうとするのはあまりに無謀です。

「歯ブラシを的確に歯の表面に当てられない」ということは、「歯ブラシの毛先に付いた歯磨き粉の成分も、的確に細菌に届かせることは出来ない」ということです。

薬用成分に価値がないとは僕も思いません。ただ、その効果が発揮できず、本来のプラークコントロールの妨げになるのであれば、歯磨き粉を使うべきではありません。

これまで僕は、歯周病の治療に携わったすべての患者さんに、「今日から歯磨き粉を使わずに、鏡で自分の歯1本1本をよく見ながら歯磨きをして下さい」と説明してきましたが、どなたも歯周病を克服されていきました。

結局、大切なことは「どんな歯磨き粉を使っているか」ではなく、「どんな磨き方なのか」ということです。

病気に悩んでいる時は誰しも、効果のありそうなグッズやキャッチコピーに振り回されてしまうものです。

しかし、「早く病気を治したい」、「絶対に病気にならないように普段から予防したい」という気持ちになった時こそ、病気の根本的な原因に立ち戻って考えてみる必要があると僕は思います。

どんな分野でも、本質はとてもシンプルなものです。
表面的な情報に流されることなく、正しい知識を持ってやるべきことを愚直にこなした先に、お口の健康という、あなたが手に入れたい未来が待っているはずです。

まとめ

今回は歯周病の進み方から根本的な原因、そして効果的な予防法と間違った予防法までかなり詳しくお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?

文章としてはかなりボリュームのあるものになりましたが、大切なことは驚くほどシンプルです。

・歯周病の原因はプラーク

・歯周病予防のキモは、歯磨きによるプラークコントロール

たったこれだけです。正しいプラークコントロールが習慣になれば、自ずと歯周病予防は達成することができます。

歯周病が進行する中で、失われてしまった歯を支える骨は二度と戻ってくることはありません。「歯周病の治療」と言っても病気自体の進行を止めるだけで、元の組織に戻るわけではないんです。

そして、これは虫歯に関しても同じことが言えますが、お口の中の病気は「かかったら治せばいい」では遅いんです。あなたの歯、1本1本は唯一無二。どれだけお金を払っても、失ってしまった歯が戻ってくることはありません。

是非、最も長い時間、人生を共にするパートナー(歯)を守るために「正しい習慣」を始めてみて下さい。

では今回は以上です。

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ABOUTこの記事をかいた人

愛知県一宮市にある前岡歯科医院の院長で、『Dentalhacker』のライター。歯周病治療をベースに、「1本の歯を残す」ことにこだわった診療を行っている。『歯の本当の価値を伝いたい』という想いのもと、"歯ブラシから始まる予防歯科"の大切さを広めている。 たまにやる筋トレとバス釣りが趣味。根は真面目な性格だが、人を笑わすのが好きなので、よくウケ狙いに走る。診療中、患者さんに「最近肥えやーた?(名古屋弁で"太った?"の意)」と言われると、ヒドくテンションが下がるナイーブなハートの持ち主でもある。