差し歯が取れたらどーなる!?応急処置と治療を3ステップで解説。

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ヤバっっ!!差し歯取れた!!!!

友人と会話している時、食事を楽しんでいる時、そういう時に限ってトラブルは起こるものです。奥歯ならまだしも、前歯だったりするともう大変。
今回はそんな差し歯が取れた時の対処法とその後に必要な治療についてまとめてみました。土台の歯が手遅れにならないように正しい知識を手に入れて下さい。

歯が取れた対処法と応急処置

歯が取れてしまったら、とにかくこの状態を何とかしないといけません。早速、対処法を見ていきましょう!

見た目のカッコ悪さはマスクでカバー

差し歯が取れた時ってすごく焦りますよね。見た目がカッコ悪いからとコンビニでも売っている、市販の接着剤で付けたくなるところですが、それは止めてください!市販の接着剤は当然ながら、歯に使うためのものではありません。そもそも”体に害あり”です。
それに下手に土台の歯にくっ付いてしまうと、二度と被せ物が使えない状態になります。歯医者で外す時も土台の歯がダメージを受ける可能性が高いんです。なので、差し歯が取れたら、大人しくマスクを着けてやり過ごして下さい。

マスクを着けた女性

取れた差し歯は必ず保管しておく

差し歯が取れたからと言って、捨ててしまってはダメです!もしかしたらまだ使えるかもしれませんし、治療をする歯医者の貴重な判断材料が”取れた差し歯”だからです。取れてしまった歯は、透明なジップロックのような中身が見えるものに入れて歯医者に持っていきましょう。ティッシュに包んでしまうと、ゴミと間違えて捨ててしまいますケースが多いので要注意です。あなた自身は間違えなくても、”気づけば家族が捨てていた・・・”なんてことが結構あります。

“救急患者受付可能”の歯医者を探せ!

差し歯を持ってすぐにでも歯医者へ行きたいところですが、かかりつけの医院が診療時間外だったり、お休みだったりするとかなり困りますよね?そんな時は夜間診療をやっている歯医者や、休日もやっている歯医者を探して電話で対応可能か聞いてみて下さい。

「差し歯が取れてしまったんですが、応急処置で付け直してもらえませんか?」

とだけ伝えてください。「応急処置でいいから」と言えば、予約で一杯だったとしても診てもらえる可能性が高いです。
ただし、電話口で、「かかりつけの歯医者があるんですが。」と言ってしまうと、受付の方に「かかりつけがやってる時間に予約して受診して下さい。」と言われ兼ねないので注意が必要です。

差し歯を付け直してもらおう!

電話で緊急の予約が取れたら取れた差し歯を持っていよいよ受診です。この時、かかりつけがあるなら、診察台に通されてから、「実はかかりつけがあるんですが、診療時間外で・・・。」と先生に伝えてください。近いうちに再度治療をすることが分かれば、担当する先生も差し歯を仮付けにするなど、土台の歯にダメージが少ないように配慮してくれるはずです。

その後の治療を解説!

ここからは差し歯の治療をしっかりやり直すに当たって、必要な知識をつけてもらいたいと思います。原因を理解してから、実際の治療の流れに入っていきますね!

差し歯が取れた理由って?

先ず、「なぜ差し歯が取れてきたのか?」という原因の部分です。ここが解決しなければ、新しい差し歯を作ってもらってもまた時間が経てば同じように外れてしまいます。原因を知っておくのと、知らないまま治療を受けるのとだと予後が大きく違ってきますからね。早速、”なぜ?”の部分をチェックしてみましょう!

理由1:被せ物が合っていなかった。

もっとも多い理由は、そもそも入れてもらった差し歯が土台の歯に合っていなかったってことです。

合っていない被せ物

緑で囲んだ箇所をよーく見て欲しいんですが、差し歯(被せ物)が土台の歯に全く合っていません。これは間違いなく歯医者のミスですが、たくさんの患者さんを回している医院だと差し歯の仕上がりが雑になることはよくあります。土台の歯にピッタリと合っていないと当然歯との間に段差ができます。この段差に唾液に混じった細菌が侵入し、中で虫歯を作っていくんです。差し歯の中が虫歯まみれになると、当然外れてしまいます。

理由2:噛み合わせの設定がよくなかった

噛み合わせが原因で、差し歯が外れてくることもあります。特に多いのは、“上の前歯”ですね。奥歯が無かったり、噛み合わせが低いと下の前歯が上の前歯を突き上げます。

前歯の突き上げ

こんなイメージですね。上の歯が外側に煽(あお)られてしまうんです。こうなると前歯の差し歯はいずれ接着剤が溶け出して外れてきてしまいます。

理由3:歯が割れてしまってる

次は差し歯の土台になっている歯が、割れてしまっているパターンです。特に神経の治療をされている歯が割れやすいですね。歯に力がかかり過ぎると、

歯牙の破折

こんな感じで歯が割れてしまうんです。差し歯を支える土台が割れてしまうと、当然外れてきます。このような場合の多くは、抜歯になってしまいます。

やり直しの治療、3ステップ。

ここからは、取れた差し歯のやり直しで具体的に行われる治療を説明したいと思います。

ステップ1:神経の治療のやり直し

基本的に差し歯が取れた歯は、神経の治療からやり直しです。

再根管治療

こんな感じで、細い器具を歯の中に入れて、汚染された歯の内部をキレイにしていきます。状態が良くなれば、

根管充填

このように最終的な薬を詰めます。順調に行けば、3〜4回の通院で神経の処置は終わると思います。これで第一段階クリアです。

ステップ2:土台を立てる

神経の治療が終われば、再び差し歯を入れるための土台を立てることになります。

コア築造

こんなイメージです。このステップでの治療回数は、

・型を採る
・土台のセット

の2回です。

 

ステップ3:差し歯を入れる

いよいよ新しい差し歯が入る段階です。ステップ2の土台が立ってから、歯を軽く削って形を整え、最終的な型取りをします。およそ1週間ほどで新しい差し歯は出来上がります。

クラウンセット

こんな感じでフィニッシュです。

実際のケースで前歯の治療を見てみましょう!

先ほどのステップ1〜3は奥歯のイラストでしたが、前歯でも基本的にやることは同じです。神経の治療をした後で、

コア

土台を立てまして、

補綴セット

こんな感じで差し歯が入ります。新しく入る差し歯が、土台の歯にピタッと合っていれば、予後は当然良くなります。何度も歯医者の治療を受けると、歯の寿命はどんどん短くなるので、出来る限りやり直しは少なくすべきですね。
費用はかかりますが、自費で精度の高い差し歯を入れてもらう方が、将来的に歯が無くなるリスクが減るのでオススメです。

まとめ

今回は差し歯が取れてしまった時の対処法から実際の治療まで詳しくお話しました。どれも大切なポイントばかりなので、是非、覚えておいて下さいね。
差し歯が取れるのを未然に防ぐためには、前歯の被せ物に違和感があったら、急に取れてしまう前に歯医者でチェックしてもらうのがオススメです。何事も早め早めのケアが吉です。

ではでは、今回はこんなところで。

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ABOUTこの記事をかいた人

愛知県一宮市にある前岡歯科医院の院長で、『Dentalhacker』のライター。歯周病治療をベースに、「1本の歯を残す」ことにこだわった診療を行っている。『歯の本当の価値を伝いたい』という想いのもと、"歯ブラシから始まる予防歯科"の大切さを広めている。 たまにやる筋トレとバス釣りが趣味。根は真面目な性格だが、人を笑わすのが好きなので、よくウケ狙いに走る。診療中、患者さんに「最近肥えやーた?(名古屋弁で"太った?"の意)」と言われると、ヒドくテンションが下がるナイーブなハートの持ち主でもある。